北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2013年 睦月 00011

◆新年あけましておめでとうございます。

「北海道天然水新水いぶき」を本年もよろしくお願いを申し上げます。1昨年(2011年)12月14日に札幌市保健所の認可を得て、製造、販売に乗り出して1年が経過しました。その間、多くの方々に試飲いただき、縁(えにし)ある方々には、定期的な購入をしていただけるようになりました。道外をはじめ、アジアの国々からも購入希望の意向が寄せられていますことにも感謝申し上げます。現段階では生産ライン規模のこともあり、今年は希望される方々へ十分に対応できるように鋭意努力をさせてもらいます。昨年も多くの方々との出会いをいただきました。秋には「ホスメック・クリニック」(藤沢市)院長の三好基晴医学博士(臨床環境医)のご自宅、クリニックにお招きいただき、有意義な「水」談義をさせてもらいました。ヨーロッパの水が「硬水」なら、日本は「軟水」。それぞれの特性を生かして「料理」も誕生していることなどを再認識する機会をいただきました。自然であるがままの水が、いかに大切であるかを痛感し、根本から理解する機会をいただいた三好先生に感謝しております。*やはり、昨年(2012)秋に偶然耳にした北海道出身の歌手、中島みゆきさんの新アルバム(『荒野より』)に納められている曲があります。聞いていて驚きました。私にはフレーズの一部が「新水いぶき」讃歌のようにも聞こえました。曲名(BA-NA-NA)の由来は謎ですが……。 アジアの国に生まれ来て
アジアの水を飲みながら
アジアの土を這い風を吸い
アジアの顔に生まれ来て
アジアの文字を書きながら
アジアの友を持ち人を恋い
今年もより多くの方々に「新水いぶき」との縁(えにし)をお届けできるように努力を重ねます。ご指導、ご鞭撻いただきますようよろしくお願いを致します。
皆様にとって、よき一年でありますよう心よりご祈念申し上げます。

北海道良水(株) 代表取締役 新藤大次郎

◆愛飲者(北広島市)の感想
(2012-12-13拝受)

無色透明。そのものには味も何もない。さまざまな物質を溶かし込み、これ以上ないほど化学的にフラットな物質。水とはそういうものだ。あらゆるものを洗い流してくれて、生命体の源をなし、自然界の物質循環を司っている。何と懐の深い存在!卑近な例で言えば、水に妙に味があったら、好き嫌いが生まれたり、おいしい料理を作ることもできない。0度で凍って100度で沸騰するのでなかったら、この世界はまるで違う様子だったろう。だから、自然の一部である人間にとっても根源的に大事なものであるわけで、ライターをしている私としては、いずれ水というテーマを追いかけてみたいなーとぼんやりと考えていたものだ。切り口はいくらでもある。清潔な水を飲めない地域が世界にはたくさんある問題があって、井戸を掘って支援する立派な日本人もいる。グローバル経済の話では、将来の水不足を見越した、したたかな“水メジャー”なる巨大企業が、早くも水の利権を支配しようとうごめいていると聞く。世間には数え切れないほどの水が商品化されているが、縁あって知り合った先輩から「札幌の地下水源からくみ上げて、製品化した人がいる」という話を耳にした。札幌は大都会だが、意外と水道水がおいしかったりする。大手飲料メーカーが札幌工場の敷地内の地下層を水源とする水を商品化していて、「札幌の地下水は大したもの」という印象は持っていたけど、「試しに」と何本かいただいて、飲んでみた。鈍感な舌しか持ち合わせない私でも、まろやかさが明らかに違うのが分かった。これでご飯を炊いても味が全然違うし、料理も俄然おいしくなっていた。塩素を含んだ水道水を無造作に飲んでばかりではいけないと、体の方が分かっているということなのかもしれない。水のありがたみをかみしめるためにも、健康のためにも、ちょっと注目してみようかと思う。

「病気の迷信」(2004年)と「健康のトリック」(2005年)
三好基晴医師の本で、福岡市の「花書院」から出ています。病気に関する迷信、健康トリックや健康食品の有害性にも言及しています。その先生が「北海道天然水新水いぶき」を評価してくださっています。ご参考までに本を紹介させてもらいました。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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