新水IBUKI通信 2012年 弥生 00001 号
◆この度、皆様のおかげで北の大地、札幌から良質の天然水をお届けできることになりました。ご試飲いただいた期間を通じて多くの方々から、感想や要望をお寄せいただきました。準備段階から関心を向けてくださった皆様にこの場を借りて心よりお礼を申し上げます。*
「新水いぶき」の品質には専門機関の検査結果から自信をもっておりましたが、昨年末に行政の正式許可を得て、製品化から商品化への道を1歩ずつ歩んできていました。
ありがたいことにその間にも購入の仕方、価格のことなどでお問い合わせをいただくことも多く、この度、ようやく公式デビューをさせてもらいます。これは一重に「北海道天然水 新水いぶき」の誕生をあたたかく見守ってくださった皆様の支援の賜物であります。
これからは、めぐり合ったお客様と雪国育ちの地下水との良き縁をより信頼しあえるものになるよう一層の努力を注ぎます。
本通信は、今回の水を縁とする方々との交流の場を目ざすものであります。古風な紙媒体によって“手ごたえ”のある美しい「水紋」になれば本望です。「水」同様にご支援をよろしくお願いを申し上げます。*
【編集中記】この通信は月刊をこころがけます。「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」という「新水いぶき」のファンクラブ的な仲間によって編集されます。「ひと花」とは「人は花なり」の気持ちで前向きに活動される人びとをお手伝いするメンバーの合言葉です。
代表は、医学博士の丸山淳士氏(五輪橋産科婦人科小児科病院医師・札幌市)。事務局は北海道良水(株)の札幌オフィスに設置しています。
創刊号は、「00001」の通し番号になりますが、水の歴 史、人間の歴史を思い今度の水も少なくても1000年の期間で味わい続ける自然環境を維持する思いを込めました。
◆「箱入り水」は、受け取る時にその重量感を味わうことになります。それは「生命(いのち)」の重みなのかもしれません。水にも詳しい道内在住のある外科医は、試飲後、次の感想を寄せて下さいました(2月)。
――「新水 いぶき」届きました。ありがとうございます。飲みました。すぐに全身にスプレーして私が開発した施療を自分にやってみました。気持ちイイ~です、おもいっきり全身 が還元されて元気になりますね。まだ分かっていない成分でしょうけれど、微量元素など測定するとおもしろい結果が出るかもしれませんね! ありがとうございました。――
医療系の方々の反応は、統合医療などに明るい方々ほど、好意的な評価をしていただけるところに共通点があります。
「安全・安心」のための品質検査は、たくさんの項目でチェックをしておりますが、より優れたポジティブ・チェックについては、これから時間をかけながら調査、検査をすることになると思います。先のことになりますが、逐次、ご報告をさせていただきます。
◆「理解」と「諒解」
九州在住の知人が、来札時に「新水いぶき」を飲みつつ、美味しさの理由は何だろうねえ……とつぶやきました。そして、自然の恵みに感謝しながら飲むのが、この水へのマナーなのかもしれないと話していました。
この知人の発行する機関誌に流行作家でもある某氏が、エッセーを寄稿されていました。そこでは、哲学者の内山節氏が使っている「理解」「諒解」の言葉の違いを紹介し、自らの生命観を語っていました。
論理的・合理的な理解に対して、何となく分かる諒解との差は、「新水いぶき」の安全・安心のデータ(=理解)と「美味しさ」(=諒解)の違いでもあるように思えます。
藤田紘一郎教授(寄生虫学、感染症学の世界的権威)は「『雪どけ水』には実際に若返り作用がある」(『文藝春秋スペシャル』2010年冬号・32頁)と経験則から導き出された発言をされています。藤田先生は秋田美人もその範囲に入れていました。札幌の水も豪雪に感謝しながら、飲みたいと思います。「第63回さっぽろ雪まつり」(2012年2月6日~12日)期間中の愚考でした。(編集子・Y)
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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