北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2014年 睦月 00023

新年あけましておめでとうございます。

2014年が始まりました。平成も25年が経過し、26年目、次の四半世紀がスタートしました。何か大きな節目のようでもあり、気持ちも引き締まる思いがいたします。
会員の皆様方は、どのような年末年始を過ごされましたでしょうか。 弊社の製造する「新水いぶき」もこれまでの2年間の製造・販売の経験に磨きをかけ、本年も皆様に喜んでいただける良質の「まろやかな」天然ミネラル・ウオーターをご提供させてもらいます。
そのためにも弊社は、より安全、安心な水を追求し、一層の努力を積み重ねていく所存です。
どうぞこれまで同様に「新水いぶき」を引き続きご愛飲いただけますようお願い申し上げます。

北海道良水株式会社 代表取締役 新藤 大次郎

『NHKスペシャル』(2013年12月15日放送:21:15~)
和食 千年の味のミステリー (投稿・T・S)
2013年12月に「和食」が世界の無形文化遺産に登録されたことは、私たちの身近な食生活の価値を見直すことでも意義のあることでした。
そして、自国の食文化を良く知ることは、他国にもそれぞれ特徴的な食材と調理方法と料理名があることを理解することにも通じるように思いました。 グローバル社会とか、国際化というのは、きっと、そうした日常生活を大切にすることが土台にあってこそ、人々や地域の多様性を豊かなものとして実感できるのだろうと思います。
天下のNHKとしては、そのような意義も併せ持って国際共同制作というスタイルで「和食」をテーマにして番組制作をしたのかな? と想像しながら約50分間を愉しみました。 日本の食事の最も基本になっている「和食」の美味しさの秘密を現代科学と映像技術を駆使した番組は、ご覧になった方々も多いと思います。いずれ、再放送もされることと思います。
その和食を創り上げているのが、<カビ>にある、という指摘には、新鮮な驚きがありました。常識的には、カビって「正月餅」の変色、冬ミカンのカビなどを連想して、悪者扱いする向きも少なくないでしょう。
しかし、「ニホンコウジカビ」は、“超”が付くほどのスグレモノであることが、この番組で証明されていました。
しかも、日本にだけ1000年以上昔から存在したというのですから、ユネスコも世界に誇っていいヨ、と言ってくれたのでしょう。

日本酒も醤油も、カビの一種である「アスペルギルス・オリゼ(日本糀カビ/A・オリゼ)」のお世話になっているというのです。 番組に登場する「種糀屋」さん、「醤油屋」さん、「昆布屋」さん、割烹料理人さん……それぞれの職域の方々が、先祖の技を絶やすことなく代々伝承されてきて今日の「食文化」を豊かなものにしてくれていることに感謝せずにはいられない気持ちです。
番組に登場する方々に対して、☆☆屋“さん”と自然に言いたくなりました。決して、呼び捨てなんかできない皆さんの精進ぶりでした。 中でも昆布屋さんが、保存して25年というコンブを紹介しながら、これだけの年数を重ねたことによって生まれてくる成分のあることを教えてくれました。
年輪を重ねることで豊かになるのは、人生ばかりではなく、昆布もそうだったのです。 川政七商店」社長は、13代目(1716年・享保元年創業)で39歳という新聞記事(2013年12月16日12月7日・土・朝日新聞・B面)も記憶に残りました。
同業者にも事業成長の助言をするフレンドリーな方は、「情報を整理して正しく伝えることがブランディングの要諦」という話を展開。
実直に切磋琢磨する人が手がける品物に消費者の多くが惹き付けられるのだろうと思います。

「北海道良水(株)」も実直な事業を進めていますことを本通信の発行をお手伝いさせてもらっている「ひと花プロジェクト」が、責任もってご報告させてもらいます。

【ご報告】 前号の通信で「新パッケージ デザイン」について予告させてもらっていましたが、準備の都合でもう少しお待ち下さるようにお願い申し上げます。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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