北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2017年 霜月 00069

【やっぱり!自然の水】
函館市 J.M さん

自然栽培の野菜やコメへの関心が以前よりも高まっていることは、そうした農産物を専門に取り扱うビジネスが成立していることを通じて教えてくれます。
農薬とか除草剤とかまでは、それらに対して批判的な視点からの疑問にウンウンと頷く人も多いでしょう。けれどもさらに一歩進めた有機肥料までも使わない……となると、そこまで徹底? と驚く人は少なくないのではないでしょうか。肥料という栄養分まで否定するようで何か常識を否定されたように感じるかも知れません。 でも、栽培に手間はかかるけれど、人間のカラダに良いものを届けようとすれば、より自然に近いものを摂ることを最優先にする生産者が登場しています。そうしたものを作ること、そして求める人に届けることに喜びがあって、手間暇はちっとも苦痛にはならない……という生産者が少数派でしょうけれど、確実にいてくれます。
そのおかげで自然栽培の農産物が入手できるわけです。 目まぐるしいほどに変わる食料品、食材の世界ですが、それらは主として加工品の分野です。そんなご時世にあって自然栽培による野菜に徹底的なまで追求して販売することで30年を超えたお店があります。
創業者は、河名秀郎さんという58歳の方。一度、札幌でお会いさせてもらったこともある方ですが、9月の全国紙の夕刊で大きく取り上げられていました。「eco 活プラス」というシリーズものの記事でした。(朝日新聞・9月19日)この中には、「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんの関係のお店も紹介されていました。
映画にもなった方ですので、ご存じの方も多いことでしょうけれど、その随分前に大勢の方々との席でご一緒させていただいた思い出が蘇った記事でした。

10年ほど昔に農業専門誌で自然栽培の特集があった頃から今につながる動きが顕在化してきた、と河名さんの体験談です。
東京の結婚式場のレストランでもメニューに自然栽培ものを積極的に取り入れているそうです。
その河名さんの始めた「ナチュラル・ハーモニー」さんでは、随分前から「新水いぶき」も取り扱っていることをお知らせ申し上げます。 河名さんも木村さんご夫妻も、実直な方々という雰囲気を身に纏っていたように記憶しています。

【最後の望み?】

「人生充実」のための“Reライフ“を高齢者向けの新聞記事として掲載されたものの中に頬の緩むものがありました。人生の最後に味わいたいものは?という企画に応じた読者からの回答です。

死ぬ前日まで酒を飲み、たばこも吸った亡父は「水がほしい」と安らかに亡くなった。私もおいしい水を(神奈川県・男性・50~54歳)

父を看取った息子さんの穏やかな気持ちが伝わってくる回答です。
そして、特集のメインとして登場された札幌の64歳の女性は、「母思い出す 幸せの赤飯」ということで小豆の煮汁で染まる淡い色の赤飯をあげて、ご自身の写真入りで登場されていました。市販の濃い色の赤飯ではなく、ということです。

これも「自然」志向の表れのように読めました。そして、小豆を煮る時には、天然水の「新水いぶき」を使われているのかどうか、そこまでの解説はありませんでしたが、札幌在住の方であれば、使っている可能性もゼロではないかも知れない?……と思いながら読んだ記事でした。(朝日新聞・2017年10月8日付・15面)

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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