北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2013年 卯月 00014

今回は「冷静な気功化」山部さん。

札幌に実家のある山部さんは、帰札の折に「新水いぶき」を飲むのが愉しみの一つです。故郷に美味なるものがある、というのはお国自慢の定番でしょうか。反対にそれがないと、ちょっと寂しいというか肩身が狭いというか……。私たちには人によって濃淡はあっても、なんでもいいからチョッピリと自慢したがる傾向があるようです。 山部さんは「気功歴」30年にして、自らの業界を冷静に語っています。――気功の家には三軒の隣家がある。一軒は武術の館。二軒目は医術の館。もう一軒は魔術の館なんです。隣家でサンマを焼いていると、煙が入ってきますし(中略)時によってはちょっと借りて融通してもらうことだってあるのです。気功をやる人だって、武術の隣家と仲がよくてすっかり作風が似通ったりする人もいれば、医術の隣家と仲良しの人もいます。怪しいのが死ぬほど好きな気功の人だっているわけで、だから気功は面白いとも、言えます。(中略)何百万人かに一人の割合で、生まれながらにゴッドハンドを持っている人が出ます。イエスとか。そういうのが伝説を作るわけですが、いつの時代にもそれを凡人庶民レベルで何とかできないものかと考える人がいる。でも、そうは問屋が卸さない。卸さないのですから、商売は諦めればいいのに、いや、確かこうするだけでいいんじゃないか…などといって(後略)―― 山部さんの気功は、先ほどの隣家で言えば、二軒目(医術)との交流が一番盛んに見えます。多くのお医者さんたちとの交流がありますが、そのほかともご近所付き合い程度はあるものと思います。山部さんの実技講習は、「私の気功は理屈っぽいです」と最初に宣言してから始めていましたが、その理屈も数十年も使いこなしてくる過程で洗練されて軽やかさの域に入りだしています。高齢者の仲間入りを果たしたからでしょうか。その前に弛まぬ努力があるのは無論です。

続いて、ある方のコメント

そこで「新水いぶき」です。山部さんから長く教えを受けている某さんが言いました。この味(「新水いぶき」)を知った人たちは、これ以上の水を見つけるのに苦労をするでしょうし、もう探す必要性がない、と考える人もいるでしょうねえ。「水」の世界は、いまだに百花繚乱の様相を呈しています。大きなスーパーけば、たちどころに大手企業の製品、全国各地の特産物として御当地名水、湧水が棚に溢れています。 そんな時代の流れの中にあって「新水いぶき」は、それらと一線を画しています。それは何に因るのか、長く気になっていました。
しかし、生産開始から1年半近くの時間が経過して見えてきたことがあります。それは、生産規模というようなモノサシではなく、製造プロセスを通じて、消費者に「良いものを届けたいという一念」が基本姿勢を裏打ちしているからのように思えてきました。 「新水いぶき」に高知在住のデザイナー・梅原真氏の仕事に通じるものがあるように感じているのですが、梅原氏と言えば、大都市や大企業の仕事を受けないで一貫して経済指標では下位のところに豊かさ、個性を見つけ、一次産業をデザインの力で新しい価値を作り出す仕事をされている方です。札幌・清田の天然水の登場は、63歳の梅原氏の仕事に似ているのではないでしょうか。 聞けば、あるクリニック院長から紹介されたので……ということで「新水いぶき」を求める方に、即刻対応する同社の機動性にも、「困っている人に役立ちたい」という「情動」があります。そして、「情」だけでなく、より良いものを多くの人に届けるために品質のデータを整える点においては、「理」に統御されています。このバランス感覚があるからこそ、着々と愛飲者を増やしているのだと思えてなりません……ということでした。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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