北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2014年 如月 00026

「新水いぶき」注目度アップ中

「世界が認める天然水」は首都圏の人々も注目

◆前号でお知らせいたしました新聞報道に続いて、3月10日(月)の北海道テレビ放送(TVH)が夕方のニュース番組で、日本橋の新しくできる商業施設でも「札幌の天然水」が売り出されると……地元ニュースのトップで製造現場を放映(17時13分~)。製造を手がける新藤社長の姿、コメントを紹介していました。この日本橋の新しい商業施設は、3月20日にオープン。そこに出店する「奥井海生堂」(福井県敦賀市)さんが、札幌の天然水をスグレモノと判断、さらに自社で手がけるスグレモノの北海道昆布を組み合わせて商品化しました。番組では、その販売価格も伝えていましたが、道産子には、「私たちのところで採れたものに高い価値があったんだ!」と教えてくれるものでした。
その新しい商業施設での陳列される様子や、出店する奥井海生堂さんの店構えなどを見学してきた新藤社長は次のように伝えてきてくれました。
……奥井海生堂のコレド室町店は地下鉄三越前、コレドビル1階出入り口のすぐ横に位置して、外に出なくても通路からも直接入れる最高の場所にあります。店内の天井には神社をモチーフにしてヒノキ材を使い、床は福井県特産の石(今は取れないとのこと)を敷き大変高級感のあるお店です。その正面で一番目立つ所に水と昆布をセットにしてずらりと並べられていました。奥井さんの意気込みを感じました。…… 「コレド」って? という方には、次の紹介文が役立ちそうです。『東京人』(都市出版(株)発行)の4月号(133頁)の[Close up TOKYO interview]記事です。
~新ビルの商業施設「COREDO室町」2・3は、「飲食・物販」の特徴の一つは、全国各地の名店をお呼びしたことです。私ども三井(伊勢)をはじめ、江戸期に地方から出てきた日本橋の老舗店のように、現代の「地方からのチャレンジャー」を応援したいのです~
と三井不動産(株)日本橋街づくり推進部長の新原昇平さんの言葉。
4月には「SMAP」の「ココカラ」という日本橋応援歌も発表されるということも、ビルの写真入りで紹介されています。

「奥井海生堂の水」という商品名で売り出されますが、パックの裏側には、製造会社として「北海道良水(株)」さんの住所がしっかりと明記されています。つまり、OE M 商品ですが、札幌発の、日本初の、天然水が、大々的に首都圏にチャンレンジ中です。
奥井海生堂さんも北海道良水さんも、一緒に頑ん張ってホシイなあ……と「新水いぶき」ファンの声が聞こえてくるようです。

【前号の続き:水と墨】

その時は、良寛の書がいかに素晴らしいかは、川口先生のお話を聞くだけでした。ところが、解剖学者の三木成夫先生(1925~1987)の名著『生命とリズム』(河出文庫)には「良寛の書を見ますと手の運動と呼吸の運動が連動していることがよくわかる。ある一つの作業を体得した時にコツがわかったことを呼吸がわかったといいます。優れた作品というのはこの連動作業が見事に行われているものと思います。」(同書118頁)とありました。
「水」と「墨」の連想からジャンルの違いを超えて、表現されたものを受け止める方々の存在は、社会の豊饒さを教えてくれます。「新水いぶき」も北海道、札幌の自然資源の豊かさを「喉」を通じて伝えているのではないかと思うところです。

【新水と報道】

北海道新聞が3月21日(金)の朝刊経済面で「道産昆布 東京に専門店」「福井の老舗 だし用に札幌天然水も」と日本橋・コレド室町に20日にオープンした奥井海生堂さんを写真入で紹介しています。「北海道良水(新藤大次郎社長)と連携し、札幌の天然水でとった昆布だしの試飲サービスも好評を得ている。(略)だし用の水として、北海道良水が製造する札幌の無殺菌・無除菌ナチュラルミネラルウオーター「北海道天然水 新水いぶき」(1L 263円)を採用」と紹介し、記事には同店の奥井社長の「質の高い軟水が道産昆布の上品な香りや素材を引き立たせてくれる」という言葉もありました。
お店の様子は、「http://www.konbu.jp/blog/topics/6571」でもうかがえます。“ココカラ”日本の食文化を支え、継承してきた方々の営みに歴史の重みを感じる人たちも多いものと思います。人が生きてきた文化そのものの層に札幌市清田区の「水」が注いでいます。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

【バックナンバー】新水IBUKI通信

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