北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2014年 水無月 00028

ご覧になった方は、記憶に残っていますか?

4月29日(火)のNHKテレビの番組「相場雅紀のNFJ(ニッポン・フード・ジャーナル=18:10~18:45)が、ちょうど夕食時間にあわせるかのように放映されていました。小山薫堂さんという1964年熊本県生まれの放送作家で、その他たくさんの仕事をされている方も出演。
その方が世界で日本食を作っても水によって微妙に味が違うことを指摘し、ノルウェーの地図まで示して、そこの「軟水」だと和食に合うというお話をしていました。ノルウェー産のミネラルウォーターの有名ブランドは「VOSS」(滝の意味)。純度の高い軟水は「舌に甘く重く感じる味わい」だそうです。小山という方、どうしてそんなに料理に詳しいのかと思ったのですが、少し調べると「料理の鉄人」などの番組も手がけていたことや、京都の老舗料亭の経営にも参画……と“食”についても情報通なのでしょう。
いつか、「新水いぶき」がこうした番組でも日本の北海道の地図を示しながら、さらに札幌までクローズアップして日本初の「世界が認める天然水」が、実は2014年に誕生しているんです……とコメントする識者が登場する日が遠くないようにも思います。

「カルタ」で遊んだ最後は?
「新水いぶき」の魅力に早くから注目していた方の呼びかけで、今春、ささやかな集まりがありました。その時の参加者のお1人に「食育」を仕事にされている方がいました。その方から、子供向けの「天然水」の解説書みたいのがあったら嬉しいですね、とヒントに富む発言がありました。
「新水いぶき」の実績を振り返れば、理屈を述べることも、科学的なデータを丁寧に記すことも、それほど大変な作業ではないのですが、子供向けの「読本」となると、これは知恵比べの域に入るような作業で、干からびた大人の感受性では非常に困難な部類の創作活動と思われます。
困っていると、どこからか梯子が降りてくるように「カルタがあるじゃないか!」という声が聞こえてきたような気がしました。「新水いぶき」を初期の頃から支持してくださっている方の監修された「世界の国旗かるた」(学研)を思い出したのです。 早速、新しいものを買い求めて「読み札」と「絵」を手にしながらいくつかを試作してみました。もし、「新水いぶき」ご愛飲の方々の中で、「一句?浮かんだよ」というのがありましたら、是非、教えてください。

「読み札」一覧にストックさせてもらいます。絵札の作成は、その後になりますが、まずは「カルタの読み札」遊びへのお誘いです。
たとえば、次のようなものを踏み台にしてもっと良いものをお寄せ下さい。
(1)【あ】赤ちゃんも 笑顔で飲む 新水いぶき
(2)【い】いっぱいの 水が外に出す 老廃物
(3)【う】運動会 声援する口に 天然水
(4)【え】遠足の 水筒に入れた 母の思い
(5)【お】大空と 緑の森が 生んだ水
といったようなことで、【わ】までの44作品を募集中です。*送り先は、作者(ペンネーム可)明記の上、下記事務局までお願いします。

常温飲料が好評とのこと

ゴールデンウイーク最後日(2014年5月6日・火)の讀賣新聞が「くらし・家庭」頁で「コンビニに常温飲料」「体の冷え 気にする女性ら歓迎」というタイトルと、写真キャプションでは、“人気が高まっている常温の茶飲料や水。「なるべく体を冷やしたくない」という女性たちが買っていく”との説明付きでした。
「新水いぶき」は常温で飲んでも美味しい……とおっしゃる方は多いのですが、同記事は、これが体にも優しい飲み方であることを漢方医学の医師の解説付きで報じています。「冷たい飲料は、のど越しが楽しめるが、実は体には負担となっている。体のためには常温以上にして飲む方がいい」と。その理由は次のようなものでした。「人の体の深部体温は37度が適正で、もっとも内蔵が働きやすい。しかし、冷たい水をたくさん摂取すると、体の深部体温が一時的に下がり、胃の消化能力などが低下してしまう」。
生身のカラダが求める自然のままのもの……という志向は、「常温の方が体にやさしいと考える人が増えていることが背景にはあるようだ」(同記事)という考えと多くが一致するように思います。加熱も殺菌も濾過もしない天然水の「新水いぶき」と「常温飲料」、人の手を加えることを控えようとする現代人の大きな気付きの共通点があるような新聞記事でした。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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