新水IBUKI通信 2014年 文月 00029 号
月刊誌『Begin』8月号(世界文化社・発行)に紹介された「新水いぶき」
6月16日に発行された月刊誌の『Begin』の「ミネラルウォーター」記事に「新水いぶき」が登場です。……教科書に載せるべきミネラルウォーターの歴史的傑作銘柄12選……というタイトルで世界の有名銘柄10点と日本の2点。そして、特別枠に「硬水」と「軟水」の代表が1点ずつ。
ご存知「新水いぶき」が「軟水」代表として写真入りで紹介されています。……最高の水割りを飲みたいなら国内初の無除菌ミネラルウォーターがおすすめ!国産は普通、除菌が施されているが、一定の基準をクリアすればヨーロッパの製品と同様、無除菌で製品化が可能。左は現状、国産唯一の無除菌ミネラルウォーターで、採水地は北海道・札幌。袋ごと凍らせて、使用時に割ってオンザロックも粋だ。……の解説付きです。
1953年生まれの開業医さんの「新著」
神奈川県(藤沢市)で「ホスメック・クリニック」を開院されている三好基晴先生の新著『自然食の裏側』((株)かんき出版)が、6月2日に発行されました。『買ってはいけない』(1997年)の共著者の1人として、読者の強い要望もあり、“買ってもいいもの”を、時間をかけて調査・研究をした結果、現段階で知っている限りの事実を書いたとのことです。
そこには、17のオススメ製品が紹介されています。北海道からは、4件。その一つに「新水いぶき」です。従来は、国内で市販されているミネラルウオーターは、「何らかの方法で殺菌・除菌処理を行っています」が、「新水いぶき」はそうしたことをしないでも国内製造基準を満たしているとして、審査結果を踏まえ今年1月17日、製造販売の許可を得たことが同書の191頁~192頁にかけて書かれています。
なお、同書の著者である三好先生が協力する自然食レストラン「みかくや」(http://mikakuya.com/)では、こうした厳選された食材で食事を提供する拠点として今年、4月に藤沢市でオープンしています。
「まち歩きのススメ■飲み物編」(朝日新聞夕刊・2014年6月20日付・3面)
知る人ぞ知る銭湯研究家で、地元北海道新聞社からその本も出されている塚田敏信先生(もともと&今も教育者)の長期連載エッセー(朝日新聞・道内版)は、北海道内の森羅万象・物・人・地域を結びつけて、地域も読む人も元気づける好評読み物です。
その最新版で、「新水いぶき」が新しい地域の宝であること、それを取り出した新藤社長の人柄を伝えています。ここでは、そのほんの一部をご紹介。今回のタイトルは、「ナチュラル ミネラルウオーター」。
紹介文は、「……そんな中、国際基準に適合する国内初の無殺菌・無除菌のNMWが札幌で生まれました。(中略)私たちが飲んでいるのは殺菌・除菌された引き算の水。あるがままの水の力は未知数だ。」と紹介し、①製造中の機器とそれを見守る新藤社長、②パックデザイン、③製造工場が入っている「札幌清田バッティングスタジアム」の3点の写真付きは、商品紹介にとどまらない奥深さと現代性を備えた掌編紀行文でした。連載が長く続く理由でもあるように思いました。
1932年生まれの作家さんの「水」論
1966年に『さらばモスクワ愚連隊』で新人賞、翌年は『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞……と今も80歳を過ぎても活躍中の五木寛之氏。その五木氏が『日本人のこころ4』(講談社・2 0 0 2 年)で「水」と「いのち」「こころ」を作家の感性でごく自然に結びつけています。
……最近、つくづく「水」というものが大事だと思えてならない。こんなふうに人間のいのちが軽くなってしまったのは、私たちのこころが乾ききってしまったからだ。そのひび割れかかったこころに、湿り気や水を与えてやらなければならない。こころに瑞々(みずみず)しさを回復しなければならない。そうすることによって、いのちの重さというものも取り戻すことができるのではなかろうか。そんなことをずっと考えている。……
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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