北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2016年 師走 00058

一年の最後の月、本年も大変にお世話になりました。感謝申し上げます。皆様にとって新年も良い年でありますよう心からご祈念申し上げます。
・・・・・・編集部一同

「水の大切さ」~連続的に目にした記事報告

【今日からの新習慣】
『女性セブン』(小学館)の2016年11月17日号に発見。目次(26頁)には「今日からの新習慣 ボケたくないならもっともっと水を飲め!」138頁……とありました。
有無を言わせないタイトルは、“急げ!“ ということなのでしょう。 「実は体内の水分不足は、認知症と非常にかかわりが深いんです」と国際医療福祉大学大学院の竹内孝仁教授の言葉を紹介。これを告げられたのが44歳の女性タレントということで、ご本人の「最近は意識して水を飲むようにしている」というコメントも写真入りで紹介。
教授は「老化とは体内の水分を失っていく過程」と指摘。『水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない』(「講談社+α新書」2013年刊)の著者でもあります。
体内で水分を最も多く蓄えているのが筋肉とのことですから、筋肉量と水分不足が高齢者では繋がってしまうのですね。
「水分」の大切さは、若い人でも水分不足にならないように十分に気をつけましょう、という記事でした。
【あなたの「体内水」は大丈夫?】これは『致知出版社の「人間力メルマガ」』(2016年11月6日配信)で“水”の大切さを伝えるタイトルです。 ここでは、心療内科医の森下克也氏を紹介しつつ、「慢性脱水症」というあまり知られていない脱水症の存在を教えていました。夏場の「急性脱水症」は良く耳にしますが、慢性のものは体内水を滞らせるストレスも関係するようです。因みにこの先生の著書は『「うつ」は漢方でなおす -医師が教える「心と体の不調」の改善法』(PHP研究所刊・2011年)。現在は東京で開業。

【水は“ブーム”ではなく……】
ご存知「アクアソムリエ・アクアデミア校長」の山中亜希さんは、【】に続けて、「一生付き合っていくもの!だからこそ、知ってほしい」と『婦人画報』(2016年11月号)でメッセージを発信。
山中校長はイタリア生活を通じて、世界中のミネラルウォーターに着目して、お気に入りの水を2種、紹介しています。
最初が「日本初の無殺菌・無除菌の《新水いぶき》」、次に天然微炭酸の《シャテルドン》。前者が軟水、後者が硬水で、それぞれは東西の横綱というところでしょう。 【水、アクア、閼伽(あか)】
「水」「アクア」までは普通に読んで繋がりも感じますが、次の「閼伽」(あか)には? という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 鷲田清一さん、1949年生まれの哲学者で現在は、京都市立芸大の学長です。その方が、『ちゃぶ台』((株)ミシマ社発行)という雑誌風単行本の第2号(2016年11月発行)で、「アクア」に触れています。158頁です。
「閼伽」と「アクア」は語源が同じで、漢字2文字は、仏教語で「水」のことだと言うのです。 これだけでは、音が偶然にも似ていたのだろう、とも言えるのですが、日本語の「旦那」と英語の「ドナー」は、サンスクリット語にある「ダーナ」に遡ることもできる、というのです。
「自分の一番大事なものをあげる」という意味が共に含まれているそうです。 札幌の水、「新水いぶき」は「アクア」の中でも山中校長が薦めるように、一生付き合っていく飲み水として一番大切にしたい「水」ではないでしょうか?
水の重要性を体験からも熟知する方の親切なアドバイスに思えます。「水」の大切さは、医学からも、言葉のもとの意味からも私たちに教えていることがたくさんあるようです。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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