新水IBUKI通信 2017年 如月 00060 号
日本茶の美味しい「冬」です。
「新水いぶき」で飲む日本茶、冬という季節はその美味しさを一層引き立ててくれる感じが致します。
日本茶についてはあまりに日常的でその良さに気づかないことも多いと思いますが、外国からやって来た方々が魅力を再発見してくださっている事実を相次いで知りました。*
お一人は、北欧からやってきて日本茶インストラクターの資格を取得して、日本茶の輸出に取り組んでいる団体で仕事をされている男性。
日本茶の伝道師として活躍中ということで、昨年12月のNHKテレビ【サキどり「日本茶を世界へ!外国人の伝道師」】で紹介されていました。(12月18日・日・午前8時25分~57分)この男性、自らも外国に出向いて日本茶の普及を図る一方で、海外から来日する方々を静岡や京都の茶畑にご案内。他の国では味わえない日本茶の魅力を熱心にアピールしていました。*
もうお一人は、1964年にフランス・リヨンで生まれたワインソムリエでもある男性。28歳の時に来日して紅茶専門店に勤めた後、2005年から自らの店を開き、日本茶をワインのようにしても楽しめるドリンクとして国内外に広めている方。「スタイルアサヒ」(2017年1月号:発行=朝日新聞社)に登場されていました。*
お茶は、「葉」も「入れたお茶」も、目で最初に愉しみ、次に香りを楽しむまでは、ごく普通です。この方はその一歩先を切り拓いていました。
パーティでアルコールが駄目な方向けに「冷した日本茶をシャパングラス」で提供するなど、華やかさの演出というアイデアを生み出していたのです。
発想の違いが、これだけ新鮮なお茶の取り扱い方を創出していたことになると驚きました。*
同誌では別の日本人の日本茶インストラクターが、伝統的な日本茶の扱い方、王道を紹介。
披露されているのは、「おいしい煎茶」の入れ方。煎茶・深蒸し茶・玉露・茎茶・ほうじ茶・番茶と日本茶にもそれぞれ特性がありますが、
1煎目=「うまみを楽しむ」2煎目=「香りを楽しむ」3煎目からは「産地(畑の香り)をイメージする」という味わい方の段階もあるようです。*
そこで大事なのは「急須」と「水」。
急須は手になじむ使いやすいもので匂いのしない清潔なものであること。そして「水」は、当然のことながら「軟水」がお奨めということです。
本通信の読者の方々であれば、「新水いぶき」が最適であることは先刻ご承知ということになりましょうか。*
以上、「日本茶インストラクター」の資格をお持ちの方々やワインソムリエに学んだ薀蓄の一端をご紹介させていただきました。
山梨発の健康スーパー
健康的な食生活を提案するスーパーが山梨県で熱烈ファンの支持を得ている、とテレビ番組が取り上げていました。昨年11月17日放映の「テレビ東京『カンブリア宮殿』」でした。
安さを訴えるスーパーではなく、「減塩」「糖質カット」「無添加」「国産」「合成着色料なし」などを地域の食品メーカーとも協力しながら「美味安心」商品(決して安くはない)を提供して県内に十数店舗も展開中のローカルスーパーということです。
「未来を担う子供達のために」国産小麦によるプライベートブランドのお菓子類なども60種類以上、というのですからスゴイ。*
話題が脱線するようですが、子供達に良いものを提供しようという意気込み、子供達にとっては、そうした大人たちに見守られてきたことに気付いた時、勇気を得るのではないでしょうか。*
「新水いぶき」も北海道(札幌)発の健康な食生活に貢献していることを山梨のスーパーさんからも教えられた気がしているところです。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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