北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2017年 弥生 00061

「ほんもの」と「からだ」

「新水いぶき」に対して世界一のレストランと評判の「ノーマ」(デンマーク)が東京への出店時に納入可能かどうかの事前打診があって、「ノーマ」側の希望が実現した事実は新聞報道で知ることができたものでした。
(*北海道新聞・2015年1月10日(土)付/朝刊・28面/天然・無殺菌 札幌の水 東京高級店に)
昨年12月10日から公開されている映画「ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た」は、現在、全国で巡回上映中。
すごい念入りな取材に基づいたドキュメンタリーになっていることはインターネットで公開されているの予告編からも想像できます。
が、ここでは、少し角度を変えて「ノーマ」と「新水いぶき」の繋がりを探ってみます。 「ノーマ」が欧州から生まれていることと関係するのでは? と思われる「食」に関する最新情報が「新水いぶき」愛飲者の方から届きました。
大括りに言えば環境ジャーナリストとしても著名な枝廣淳子さん(東京都市大学環境学部)のブログで詳細を知ることができます。要点の一部を。 枝廣さんは畜産動物の「アニマル・ウェルフェア」に対する取り組みが日本は遅れていることを東京オリンピックパラリンピックの持続可能性委員会で訴えたということです。
食材である畜産物の調達コードをロンドン、リオに比べることができるレベルに、と訴えなければならないほど、日本の現状は飼育されている動物の環境について無頓着すぎるそうです。 つまり身動きできないような窮屈な環境下で育てた動物の肉、卵(日本人は世界3位の「卵食べ国民」)は、それらを食材として体内に摂り入れる人間にどんな影響を与えていることか! となります。 これを「水」に置き換えると、天然水として一切の加工をしていない「新水いぶき」の純粋性は「ウォーター・ウエルフェア」と言えます。だからこそ「ノーマ」の天才シェフ・レネ・レゼビさんが日本で料理を提供する際には欠かせない食材として指名してきた……と言えるのでは?

「ほんもの」の「天然水」が「ほんもの」の「からだ」を育む流れは、それこそ自然の生命体を育むのに不可欠な要素の一つではないでしょうか。
それを物語るような小さな光景が先日、目の前で繰り広げられました。

4歳のお子さんが、「ウチのより美味しい!」
といって「新水いぶき」をゴクゴク美味しそうに飲む姿に一緒だったお母さんがビックリした様子。
当事務局に用事があって数度来られたご家族にお茶ではなく「新水いぶき」を提供しましたところ、お子さんが「ウチのより美味しい!」と喜んでお代わりをしていました。 お母さんも「水」に関心がある方で、自宅では某メーカーのものを購入していて、今度、別のものに切り替えようかな?と少し考えていた時だったそうです。そんな事情もあってでしょうか、「資料をいただけますか?」と相成りました。
お母さんには普通に部屋にあった「水」関係の著書や新聞記事、雑誌などをお伝えしました。
娘さんの味覚の鋭敏さは、「家庭教育の成果」と母親業に自信をもっていただければ何よりです。 同様に幼児を世話するようになった方が教えて下さった言葉です。「地球は人間なしで存続できても、私たちは地球がなければ存続できない。先に消えるのは、私たちなのです。」という言葉に共鳴してしまったの~~ということでした。
言葉は2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)のとりまとめに奔走した女性(ナイジェリア)が口にされたものだそうです。 「水」の生まれる自然環境に対しても注意しながら採水している北海道良水(株)さんは、当初から「SDGs」を当たり前のように実践中です。
因みにこの17ある開発目標の6番目に「飲料水」が入っていることもお伝えします。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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