新水IBUKI通信 2018年 睦月 00071 号
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変にお世話になり、誠にありがとうございました。新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
弊社は国内では唯一、無殺菌・無除菌のミネラルウォーターを製造しておりますが『殺菌・除菌あり』のミネラルウォーターと『殺菌・除菌なし』のミネラルウォーターの見分け方はご存知でしょうか。
市販されているミネラルウォーターのなかで『殺菌・除菌なし』ミネラルウォーターは、品名欄に『殺菌・除菌なし』と表示しなければならないと食品衛生法に定められておりますので必ず、表示欄に『無殺菌・無除菌』である旨を明記しなければなりません。従って、輸入品も含め品名欄に「ナチュラルミネラルウォーター」と明記されていても『無殺菌・無除菌』の表示が無いのは殺菌、若しくは除菌を施している『殺菌・除菌あり』のミネラルウォーターです。
『殺菌・除菌なし』のミネラルウォーターに関わらず『無殺菌・無除菌』を明記しなければ、食品衛生法の表示法違反となります。飲まれているミネラルウォーターの品名表示欄を確認してみては如何でしょうか。
【殺菌も除菌も行わない、あるがままの水こそ私達、人間が飲むべき本来の水です。】
弊社はこれからも「自然であるがままの、美味しい天然水」を安心してご愛飲いただけますよう、製造には衛生管理・安全管理を含めて万全を期してまいります。
本年も『北海道天然水 新水いぶき』をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成30年 元旦
北海道良水株式会社 代表取締役 新藤 大次郎
【いのちと味覚】
「2017」年に多くの人たちに読まれた本の中には、90歳を超えた女流作家さんのエッセー集もありました。元気な高齢者の活躍は、長寿社会の明るい実像を教えてくれているように思います。*
そのような流れにあるのでしょうか、2017年10月に出版された【いのちと味覚「さ、めしあがれ」「イタダキマス」】という、やはり90歳を過ぎた料理研究家の辰巳芳子さんの新書があります。
「NHK出版新書」の531冊目ということでしょう、新書としての通し番号がついています。
この新書、「新水いぶき」愛飲の方々にはゆっくりと、つまり何度かに分けてご紹介させてもらいたい……と思わせる滋味豊かな内容です。*
「新水いぶき」愛用の方から、以下のようなご質問をいただいた後に知った辰巳先生の新著だったので、一層、理解しやすかったのかも知れません。
質問とは、……11月下旬に京都の老舗料理店の「一番出汁」をとる時にコンブと水の関係をテレビ番組で紹介されていたのですが、京都の天然水は“軟水”であるのは当然として、コンブの旨味を引き出すために1時間、60度の温度を保っていることを知ったのです。そのお店の軟水の硬度は、35~38度とのことですが、「新水いぶき」の硬度は?……というものでした。*
早速「北海道良水」のホームページで公開されていますヨ、とお伝えし、「新水いぶき」の硬度は、27mg/Lです、とお知らせしました。
「出し汁」の作り方は、水の硬度という条件によっても、温度、時間、さらには昆布の品質でも微妙な違いが出てくるのでしょう。
2016年12月に92歳になった辰巳先生、この通信が出る時には、93歳です。
先生の「だし」についてのお話は、次回にご紹介させていただきます。<次号へ続く>
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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