新水IBUKI通信 2025年 神無月 00164号
新水いぶき」さんとSAPPORO
T.A(岩見沢市 在住)
東京生まれの私が、父の事業関係から北海道に移住して、札幌の隣?みたいな町に住むようになって四半世紀を越えました。
そして、現在、50代半ばになる私にとっては、札幌の「水」との縁からいただくパワーが、東京に出向く機会や、更に海外出張を増やしているようです。
海外では、欧州が多く、続いてアジアという状況です。
そんな私が、天然水というか、母国水に出会ったのが【新水いぶき】さんでした。
知人が、お会いする機会に時々ですが、
「少し、重いお土産ですが……」
と言って数パックを手渡してくれていました。
母国での自然力と言えるかも知れませんが、味わいの豊かさは、透明感とも相性が良いのでしょうか?
私にとっては、母国をはなれる度に北海道の“自然パワー”魅力(味力?)モデルのように感じてきています。
そして、今夏(2025年)に知人から「新水いぶき」さんの生産が終了する事を教えられました。
十年以上も生産、販売をされてきた実績は、お見事と言うしか言葉がありませんが、その実績は、母国の、あるいは、私にとっては母国の宝であります。
……と言わせてもらうのも、海外でのビジネス展開の日々が、増え続け、それぞれの国でも自国産の≪食品≫を輸入品と競いながらも大切にしている事を学ぶ機会が増えているからです。
《10月末日の出荷が最後です》というお知らせが、8月中旬に封筒で届いた! という事実も、生産されてきた「北海道良水(株)」さんの事業の誠実さと結びついているように思えてなりませんでした。
そして、です。
郵送されてきた封筒の表面にあるデザイン(HOKKAIDO SHINSUI IBUKI)の文字で北海道地図を包みつつ、札幌市清田区清田1条1丁目6-1と記されたデザインから
【郷土愛】
【事業愛】
【歴史愛】
が、しっかりと結びついているように思いました。
ビジネスの世界を支えて、発展させてきた人間社会ですが、そこには
【経営】
【労働】
【流通】
等々、多種多様な要因が、豊かな地域性、生産力の透明性にパワーを与えてきていたのだろうと思えてなりません。
そうした事に気づくきっかけを提供してくれてきたのが≪透明≫な《天然水》ですね。
「新水いぶき」さんが、「札幌市」という地理的条件の優位性を、生産力を活かしつつ、消費者向けにも、無言のうちにもメッセージというか、
「生きている」
事の大切さを教えてくれていました。
知人が、闘病生活を送りながらも「天然水」の価値をより詳しく知るようになって、日常生活でも、ご自分が関わる会社の同僚さんたちにも「新水いぶき」という地元の自然価値を学ぶ機会を増やしております。
「新水いぶき」さん……貴重なカラダを学ぶチャンスを与えてくれていましたことに、改めて感謝申し上げたいです。
そして、母国にも、こうした事業を展開してきた方がいらっしゃる事に、エネルギーを頂ける事に、「新水いぶき」を飲みつつ、お礼申し上げます!!!
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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