新水IBUKI通信 2012年 霜月 00009 号
◆◆試飲しつつ飲み比べた方の報告です。
……上砂川町(北海道の中央部)に住んでいる知人にこの水を飲んでもらいました。* 知人は笑いながら「水はいらないよ」と言いましたが、「まあまあ試しに」と言って、とりあえず2パック飲んでもらいました。上砂川町の水道水は、奥沢にある水源が良いため、水には自信があったと思います。* 知人の感想は、水がまろやかで“ごくごく”飲めたことと、水を飲んだ数日は便秘が改善してスムーズなことにビックリしたそうです。さらにまた、水道水を飲むと便秘になり水の質差を思い知ったとのことでした。……
◆【投稿】30年の時が流れて「新水いぶき」
(2012・10・22 北野釣志)
……山釣師の楽しみの一つに山の水を飲むことがあります。源流のほとばしる沢水、岩の間から湧き出ている石清水など、ふと釣れない釣りの手を休めて、時には小鳥の鳴き声を、時には谷の紅葉の中で両手ですくって飲む山の水はまさに天の恵みの甘露でした。* この山釣りの楽しみを街で味わうべく、確か1980年代に出始めていたミネラルウォーターなるペットボトル入りの水に次々と手を出し始め、六甲のおいしい水とか、確か秩父源流水という水を飲み比べたりして、釣りに行けない憂さ晴らしをしていたこともありました。* それから30年ほど時は流れ、今年の春にある人から一本のミネラルウォーターのパックを頂きました。パックには「まろやか軟水・新水いぶき」という一風変わった名前がついていました。* 30年ほど前に始まったわがミネラルウォーター放浪の旅は、ボルヴィックとかクリスタルガイザーあたりに落ち着いていましたが、この「新水いぶき」は30年の時の壁を軽く粉々にし、記憶の中の小さな水晶となっていた石清水そのものに私を連れ戻してくれました。
一口飲むと、爽やかさと共に清冽極まる清水が身体に染みわたっていくのが、はっきり分かります。硬度は27㎎/Lなのでかなりの軟水ですが、私にはまろやかというよりは、口の中で次々にさまざまミクロ世界の水の精たちが瞬いては踊りに参加していく華やかさを感じます。ちょうど、極上のブレンドウイスキーのみが持つ雑味のない明晰な複雑さのように。*
「新水いぶき」、自然という唯一無二の名ブレンダーの手による極上のミネラルウォーター、実に天才的な存在ではありませんか。
(編集部注・道内在住の洒落たペンネームの方から「水」にまつわるお話をいただきました。)
◆見えない未来を見てしまう人たち?
知人に勧められて買い求めた本があります。今年の7月末に集英社から出された『なぜビジョナリーには未来が見えるのか?成功者たちの思考法を脳科学で解き明かす』(エリック・カロニウス著、花塚恵訳)です。*
ジョブズ(アップル)やブランソン(ヴァージングループ)といった世界にその存在を知らしめた起業家に直接会っていた筆者が、脳科学と認知心理学の最近の研究成果を援用して、いわば天才たちに迫ったものです。*
読み進めると、「北海道天然水新水いぶき」を最初にボーリングしようとした発意、掘り進めながらどの深さまで……という決断をした新藤社長の脳の構造も、ビジョナリーに共通しているように思えました。先見性とエネルギッシュな行動を結ぶアイデアは、まだ見えないものであっても果敢に挑戦するところに生まれてくるように感じます。*
前号でお寿司屋「空海」さんが、この水でご飯を炊くようになったことはお伝えしましたが、もともと美味しい味を提供してくれていましたが、「もっと美味しく」という追求心もまたビジョナリーの特長のようです。*
そういえば、「空海」の親方と新藤社長、似たマインドの持ち主でもあるな!お二人を知る者の感想です。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
【バックナンバー】新水IBUKI通信