新水IBUKI通信 2013年 神無月 00020 号
2度目の東京オリンピック
7年後の「東京オリンピック」を楽しみにされる方々はたくさんいらっしゃることと思います。前回のことを記憶されている方々を仮に当時10歳(1964年)とすれば、今度(2020年)は66歳で体験できることになります。前回の運営に関わった方々(例えば大学生で聖火ランナーを務めとか……)は、今度のことで助言をするとしたら、70代でのお仕事になります。経済の高度成長時代と成熟時代の両方を体験されるのは、世界でもレアな存在でしょうから、是非、2回を愉しんでいただきたいと思います。
今回の「国際オリンピック委員会」総会で最終プレゼンテーションで一躍、評価を高めたのは女性二人でしょうか。首相もまた、「とにかくフレンドリーでした。言いたいことを相手の心に届けよう、わかってもらおう、という気持ちにあふれていました」(池田香代子氏)といわれるくらいに良い表情でした。世界のアスリートが事前の練習合宿地に北海道も選ぶことがあるようですから、そうした選手たちにも「北海道良水・新水いぶき」が「喉」に届くかもしれません。あるいは、喉から手が出るほど、求められるかもしれません。これも楽しみなことです。
慶大と「水」~「新水いぶき」通信編集室・文責
今夏の日本列島は、猛暑、豪雨と自然の猛威に痛めつけられました。被害に遭われた地域、そこにお住まいの方々にお見舞を申し上げます。北海道では自然との共生の難しさは、冬にもたっぷりと知らされるのですが、個人的には、時に人間の人智を超える自然を前にして人間同士が争っている余裕などがないようにも感じています。
さて、そのような自然ですが、私たち人間に対しては「害」よりもはるかに大きな「益」をもたらしてくれているのは皆さんご承知の通りです。8月の末、そんな二つのニュースに気が惹かれました。*
一つは、8月26日(月)の朝日新聞夕刊の記事です。……「慶大 水の王者? 富士山地下水を販売」が見出し。慶大は山梨県富士吉田市と町おこしの連携協定を2007年に締結していたそうで、同市内に採水場をもつミネラルウォーター会社(本社・東京)の協力で「慶応の水」を商品化したそうです。キャップには、慶大のロゴ「ペンマーク」がついているそうで、慶大ブランドということでしょう。
もう一つは、8月28日(水)のNHKテレビの朝のニュースでした。
徳島県で生産される「かいふ藻塩」というお塩の紹介でした。すでに全国的に有名な逸品で私が知らなかっただけのことですが、地元の徳島新聞Web記事(2012年10月26日配信)は「独自開発の平釜を用い、新鮮な海水をあくを取りつつじっくり煮詰め、結晶化する直前にホンダワラやアラメといった海藻を投入。うま味がなじんだら、海藻を取り除いてさらに時間をかけて炊き上げる。素朴な風味や、食材によくなじむ柔らかさは手作業でつくる塩ならではという。」と伝えています。*
二つとも「自然」の恵みを十分に引き出す努力をされた結果、誕生したてのブランド“水”であり、すでに実績が評価されている“塩”ということになります。これらの話題を知るにつれて、どうしても「新水いぶき」も仲間に入れたくなるのは、「田舎者のお国自慢」ということで苦笑される方も多いでしょうけれど、「新水いぶき」の北海道の地図入りロゴマークも「慶大」に劣らないと思いますし、品質では、控え目に言っても負けていないと確信しています。
“塩”は有名シェフ御用達ということで愛用者は全国に広がっているそうです。この点でも、「新水いぶき」は似た状況です。東京の懐石料理のお店、札幌のお寿司屋さん、他にも「食」「健康」に関心の高い医療関係の方々にも愛飲されています。さらに言えば、世界からの引き合い、購入の始まっていることもご報告いたします。
協賛
8月24日(土)に「新渡戸稲造記念 さっぽろがん哲学外来」という集まりの1回目が札幌市中心部にある「愛生舘サロン」で開催されました。ここは、「北海道良水(株)」のサテライトオフィスが入居しているビルと同じフロアに今春、開設された雰囲気の良い空間です。
少し前の号で「がん哲学外来」を提唱されている順天堂大学の樋野興夫教授の来札時に実施した「メディカル・カフェ」という市民活動的なイベントの後に、このサロンで「新水いぶき」をいただいたことをご報告しました。
今回もこの活動に「北海道良水(株)」さんは活動を支援してくれています。24日に集まった方々は、講師として丸山先生(「新水いぶき」をいち早く、赤ちゃんに飲ませたいと評価してくださった医師)、「これは水の大吟醸です」と認めてくださった方も参加されましたことをご報告いたします。「水」の縁が、水紋のようにして広がっている今秋の報告をさせてもらいました。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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