北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2015年 師走 00046

☆「お米」と「お水」☆
編集室

10月28日(水)に札幌消費者協会が主催する食味テスター講座がありました。この日は「道産米を美味しく味わおう」というテーマで札幌駅北口近くのビル内で開催。札幌の千野米穀店の徳永代表が「米の研ぎ方から炊き方までを伝授し、“美味しいおにぎり“を追求する2時間の炊飯ステージでした。使用する素材は、吟味されつくした道産米と「新水いぶき」。炊き上がりは、最上級の「白子のり」と「海鮮ふりかけ」(満福庵製)でも楽しめる内容でした。 道産米の評判が高まっている最近、農家さんを含めた関係者の努力の結果が実り出しているこのチャンスを活かすため、“ごはん”の魅力を実演付きで老舗お米屋さんが熱く、かつユーモアの匙加減も巧みに解説されていました。使用した5種類のお米は、「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「ななつぼし」「おぼろづき」。そして見事に炊き上がりました。
講習途中で炊飯器から湯気が立ちのぼりはじめて、会場に「良い匂い」が漂い始めると、受講生の皆さんの表情が期待感で輝き始めました。
結果は、スッピン状態の白米だけを食べても美味しい、ふりかけも美味しい、海苔も美味しいの三重奏で、テーブルごとの受講生の方々は、満足気な様子と驚きの表情も見せていました。1種類をたべて、次に移る前には「新水いぶき」で口をリセット……というプロセスを経るたびに「どれも美味しいね」という声も。 「ご飯炊き」のプロセスは、「軽量」⇒「洗米」⇒「水加減」⇒「浸漬」⇒「炊飯」(煮る→蒸す→焼く→蒸らし→ほぐす)⇒「喫食」の流れです。今回は、炊飯の「水」も吟味。「炊飯歴」数十年というベテランの方々の参加者も「水」によってもここまでレベルを上げることができるということを実感されていました。
主催者(札幌消費者協会)の方では、「新水いぶき」がデビューしたての頃から札幌産出のこの天然水に着目していたこともあって、「良水」については先刻ご承知でした。消費者協会の名にふさわしい準備の良さでありました。

☆「水」の資源って?☆
T・A(広島市)

今年、転勤で札幌を離れた後に「新水いぶき」を知ることになるとは、皮肉なものです。でも生まれ育った故郷に良いものがあるということは、一人暮らししながらでも何か心の小さな支えになってくれて嬉しいです。帰郷したときには、実家でたっぷりと飲むつもりです。
NHK教育テレビに「デザインあ」(土曜日午前7時~)という愉しい番組があります。その一つに「考えていない」というコーナーがあるのです。日常生活で慣れっこになっている動作を、高速度撮影して実況中継のように解説すると、人間の動き方ってなんて!ステキなんだろうと気づかせてくれます。
「新水いぶき」は、私にとって「故郷と水」を考えさせてくれるきっかけになりました。それまでは正直なところ水について「考えていない」のでした。 そんな時、10月の新聞に環境省環境調査研修所主査という肩書きをもっている方の投稿記事を発見。

……水の惑星と言われる地球だが、その大部分は海水で、淡水は地球上でも限られた地域に、限られた分量しか存在しない。気候変動が進行し、世界で干ばつが多発している(中略)淡水による安全保障を提唱したい。……

というのです。
まるで思考回路を高速度撮影するような感じです。
「気候変動が進行し、淡水の希少価値がさらに高まれば、輸出品という一層、強力なカードになる可能性もある。」とまでおっしゃっているのです。
水のことをそんなふうに「考えている」人たちがいたことにビックリしました。海水を真水にするためには、大変な装置を必要とすることでしょうし、この日本という国では、そんなことを「考えていない」状態でも淡水を入手できるのですね。このことに感謝したくなる最近なのです。
縁があってヘンな投稿をさせてもらいました。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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