新水IBUKI通信 2016年 睦月 00047 号
新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。新春を迎え、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
弊社は、無殺菌・無除菌のミネラルウォーターを製造しておりますが、この度、ミネラルウォーター類の規格基準(一部)が改正されまして、本年1月1日以後に製造されるミネラルウォーター類は改正された規格基準を満たさなければ販売出来なくなりました。
なお、改正の主な概要は、今までの「飲料適の水」が廃止されまして、『殺菌・除菌なし』と、『殺菌・除菌あり』に区分されました。
また、これにより、原水とは、水源から採水した時点の水ではなく、製造時において原料として用いる時点の水【食品製造用水】との名称に規定されました。
『殺菌・除菌なし』の水とは、殺菌も除菌も行っていない水のことであり、コーデックス規格の「ナチュラルミネラルウォーター」に該当し、その水の安全性については、コーデックス委員会の規格を準拠とした源泉の衛生管理が定められ、原水と製造過程での微生物菌の厳しい数値が示されています。
その条件に基づく製造基準を厳守することが定められています。それらの厳格なルールを守ったものでなければ認められない水です。
なお、今回の改正で『北海道天然水 新水いぶき』は、『殺菌・除菌なし』の規定に適合しているとして国内では唯一、認められている「水」となります。
弊社はこれからも「自然であるがままの、美味しい天然水」を安心してご愛飲いただけますよう、製造には衛生管理・安全管理を含めて万全を期してまいります。
本年も『北海道天然水 新水いぶき』をご愛願賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成28年元旦
北海道良水株式会社
代表取締役 新藤 大次郎
☆「講演会」会場で「新水いぶき」☆
編集室
ご報告になります。
札幌で小規模な講演会が開催されました。
11月19日(木)の18時から1時間の講演でしたが、札幌駅近くの貸し会議室を会場して、約80名の参加者が講演を熱心に聞き入りました。
演題は「今、求められる“遠友みらい塾”とは……新たなる北海道の地平を考える」。講師は、“遠友みらい塾”の塾長を引き受けた寺島実郎さんでした。*
前々号でもお伝えしたように寺島さんの新著に「noma」に触れながら、新時代の和食の国際化に言及した部分がありましたので、控え室にも、演台にも「新水いぶき」を用意いたしました。
事前に「noma」と「新水いぶき」の関係をお伝えしていましたので、「おーっ、これが聞いていた水だね」と控え室での発言でした。
講師だけに提供というのは、寂しい話ですので講演会場の受付の隣に参加者の方々にも試飲できるように準備させてもらいました。*
8年間の札幌生活(高校卒業まで)を振り返りながら郷土への愛情を隠すことなく語られた寺島さんですが、その郷土に日本唯一の天然水があることは、気持ちの良い事実だったものと思います。
講演会の翌日に放送された「報道ライブ21 現代ビジネス講座 世界を知る力」(BS11)は、寺島さんと似鳥昭雄さん(ニトリ社長)の道産子同士の対談番組。そこでは、不撓不屈の意味合いがある北海道弁でいう「なんもさ」談義も繰り広げられました。*
因みに「なんもさ」について寺島さんは、著書『歴史を深く吸い込み、未来を想う』(新潮社・2002年刊、2015年には新潮文庫に)の後書部分で触れています。「零戦乗り」でもあった彫刻家の流政之氏と札幌でお会いした折の感想を述べる形で言及しています。
その札幌には流さんの作品「なんもさストーブ」(黒御影石)があります。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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