新水IBUKI通信 2016年 皐月 00052 号
札幌発の良い“天然水”で世界へ……
編集担当事務局
半世紀以上も昔、札幌市が初の姉妹都市として提携した米国のオレゴン州・ポートランド市(以下、ポ市)。
そのポ市が、全米一住みやすい街として昨今は大変な評判とのこと。全米だけではなく、世界でもベストテンに入る人気ぶり。*
目ざといデパートでは、「ポートランド・フェア」を企画して、特産物を輸入販売して大成功。もっと知恵を働かす自治体は、ポ市の街ヅクリについて視察団を派遣、あるいはポ市開発を手がけている担当者を招いて意見交換、フォーラム開催と熱を帯びだしている状況。
ポ市の落ち着いた街づくりに新しい価値観を見出そうとしているようです。*
その中には「地産地消」の動きもたくさんあります。「食」も愉しんでいるのです。さらには古い街並も大切にしている……などなど。
高層ビルを競って建てて、近代化に邁進する路線とは一定の距離を確保しているかのようです。*
そこで、「新水いぶき」。
「新水いぶき」は、純粋に札幌生まれの札幌育ち。もし、地産地消というマラソン・レースがあるならば、控え目に言ってもトップランナー・グループの一人であります。
無殺菌・無除菌という製品の純粋性もさることながら、それを国内で唯一というお墨付きを得るまでに行政との粘り強い交渉を遂行した北海道良水(株)の起業精神は、お見事。*
残念ながら現状で札幌市とポ市の世界レベルでの人気度合いは、大きく離されています。
が、しかし、です。ポ市に追いつき、追いこす手がかりの一つに“純”地産の「天然水」の存在があります。
幸い、札幌市民が中心になって昨年秋に始めた「遠友みらい塾」(塾長は、北海道生まれ、札幌出身の寺島実郎氏)という活動から生まれたある部会は、「新水いぶき」にも着目して動き出しています。
やっぱり「新水いぶき」はスゴイ!
H・M(札幌市)
【以下はいただいた電話でのお話です。】
いつもパンを焼く時、普通は「新水いぶき」を使って道産小麦粉(主として強力粉、時々ライ麦粉、全粒粉)をこねるのですが、その日は「水道水」を使ってのパン作りになりました。
訳は、アンパン用に「餡」も最初から十勝の小豆を「新水いぶき」で浸水してから煮るという贅沢をしたために「新水いぶき」が不足してしまったのです。私の初歩的なミスでしたが、おかげさまで「餡」は好評でした。これにはチョッピリ反省しましたが、案の定、水道水では、パンの発酵がいつもより時間がかかり、ふくらみもイマイチでした。
イーストが水道水では、充分にその力を発揮できないことを改めて確かめることになってしまいました。*
この分解って、不思議な生命現象です。
炭水化物そのものは味がなくても、でんぷんが分解されて糖になれば甘いし、タンパク質は分解されてアミノ酸になって「うま味」になっていくのですね。美味しい「食事」は、生きていて良かったと思える「生命活動」そのものだと思います。
だから、「生きている水」の「新水いぶき」が、食材との相性も良くて、生き物同士のハーモニーみたいなものが自然と奏でられているように思えます。
「パン」の膨らみ方から、「新水いぶき」の威力を“再”確認いたしました。小豆も浸水から使ってみて美味しさを堪能したところです。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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