新水IBUKI通信 2016年 葉月 00054 号
マイケル・ブースさん
編集事務局
「食」と「旅」を専門とする英国生まれのジャーナリスであるブースさん。その存在の大きさは、「ノーマ」に着目されていたことで知りましたが、今度は「腸」と「細菌」に着目して「食の大切さ」を論じていました(朝日新聞・GLOBE・6月)。 *
私たちの体内の消化器官に生息する細菌や微生物は、約100兆だそうです。人間としての細胞は、昔は60兆と言われていましたが、最近は学問的に約37兆と捉えられているようです。
どちらにしても肉眼でカウントすることは、宇宙の話みたいで不可能です。*
しかし、現実にその細胞の数より多い微生物が私たちを生かしてくれていることは確かなのでしょう。
このことを想像すると、その微生物達に対して優しい食素材を送り届けるのが、日ごろの生命活動を維持してくれていることへの正しい返礼というものではないか!とおしゃっるのです。*
腸内に「塩素消毒水」や「化学添加物まみれの加工食品」で負荷をかけてはいけない……とかなり過激な主張です。
そして、幼い頃から自然の食品に馴染んでいることが大切で「心身のバランスを整えるために腸が必要とする細菌を含」む日本の伝統的食材(みそ、しょうゆ他)が重要と日本にエールを送ってくれています。
当然、ここには「無殺菌・無除菌」の「新水いぶき」も腸が喜ぶ天然水ということで選ばれることでしょう。
最近、「新水いぶき」を愛飲し始めた女性が、「我が家で誰よりも喜んで飲むのが、まだ1歳にもならない孫なんです!」と嬉しそうに話してくれました。
ご本人も美味しいと思って飲んでくださっていますが、孫と一緒というのが、一層、味を引き立てているようです。乳児は理屈以前に正確にカラダとして反応しているでしょうし、そして孫に良いものを提供できるのも幸福なひと時でしょう。
「葉」月と「新水いぶき」
Y・K(神戸市)
八月は葉月とも表現する日本の言葉。古語辞典の解説は別として緑色の「葉」が輝く季節にふさわしい!と思う人も多いのではないでしょうか。
その葉も光合成という生命活動によって生い茂るわけですが、植物学の大家が若い人向けの入門書を書いてくれたのを読むと、ここでも「水」の重要性が力説されていました。
確かに植木鉢の植物に水をやり忘れるとたちまち萎れてしまい、やがて枯れる経験は子ども時代に悲しい思い出として記憶された方もいらっしゃるでしょう。 *
日本列島だけで考えると植物の多様性はアッタリマエッ!と思いがちですが、砂漠でも極寒の地でも自然の中で緑豊かな植物の生育を見ることは不可能です。
と、すれば自然災害も人災も珍しくない昨今の日本ですが、それでも豊かな緑に囲まれた地域で暮らすことのできる幸福は、地球規模で想像すると有難い環境であることは確かなようです。 *
札幌の大通公園は、観光名所でイベントも多く、時期によっては、白いテント張りの出店が軒を並べ、芝の緑が視界から消えることも度々です(芝の上に出店がある訳ではありません)。それでも見上げれば大きな木々が「葉」を生い茂らせています。
で、植物の先生は、教えてくれます。樹冠部分の葉にまで水分を届ける仕組みはどうなっているのだろうか? 巨木であればビルの10階以上の上まで水を押しあげる装置に匹敵する生命維持システムがあるから木々も緑を保持している……と。
樹高が50mでおおよそビルの15階で、国会議事堂の中央塔で65mだそうです。
当然、地中の「根」もフル稼働しながら、「葉」に届けるために地中の「水」を掻き集めているのかも?*
幸いにも「新水いぶき」という極上の「水」は、北海道良水(株)さんが採水してくれて、私たちに届けてくれています。「葉月」に因んで2年ぶりの札幌訪問にて。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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