北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2018年 文月 00077

◆「夏です。水です。健康です。」◆

暦的には、一年の半分が過ぎ去っていきましたが、折り返し点ともいうべき7月は暑い日が続きます。
水分補給を大切に……とテレビのお天気情報などでも強調されることが増える季節になりました。暑いから自然に「」にも親しむ機会が増えますのも、カラダがごく自然に求める正常な反応と思います。 と、ここで1941年生まれのお医者さんの本が、目に止まりました。5年も前に出版されていた新書で、今頃知ったというのは、「遅すぎるんでないの?」と言われても仕方がありません。
今年になって入手しましたが、2018年1月に「第5刷」と奥付にありましたので、コンスタントに読者を増やしている本なのでしょう。

タイトルは「水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない」(講談社+α新書)、著者は竹内孝仁さんという医学博士。1973年から特別養護老人ホーム(特養)にかかわり、オムツはずし運動などを展開し、80年代から在宅高齢者のケア全般にかかわってこられた先生です。豊富な現場体験に基づく記述は、「なるほど!」「へー、そうなんだ!」と頷きながら感心することが178頁の薄手の著書ながらタクサンあります。 本通信の「7月号」、創刊から「77号目」でここだけの数字を並べると、777と“7”が3つも揃う号になりました。
そこでチョットだけ遊び心から、今回のタイトル「夏です。水です。健康です。」というようなものにさせてもらいました。

竹内先生が一般読者に分かりやすいように書いて下さったおかげで、一気に読める本になっています。さらに、内容の濃さから読み直しも自然に出来ます。つまり、リピーターになってしまう内容です。もっと言えば、「新水いぶき」愛飲の方々には、非常に体験的にも納得できる情報であり、これからの人生も“ミズミズシイ”若さを保持するための一書かと思います。

「夏です。水です。健康です。」
序章水分を多くとることは、最強のボケ封じ
第1章認知症はどういう病気なのか
第2章水の力が症状を消す
第3章体調をよくすれば、認知症は治る!
第5章水分補給で治った実例
第6章まわりの無理解がボケを悪化させる
第7章日本の介護はこんなにお粗末
竹内先生は、1973年から特養の担当医として寝たきりを解消させようと奮闘する過程で「脱水」が人間の活動力を削いでいることに気づいたそうです。

【体内を占める水分量の割合】を表にすると。
子ども:75% 成人:60% 高齢者:50%

仮に体重50㎏の高齢者であれば、25㎏が水分となり、その1~2%の水が欠乏すると意識障害が起きるそうです(これはどの年代でも)。
25㎏の1~2%と言えば、250~500cc、つまりペットボトル1本分程度の水が不足しただけで、意識が怪しくなるほどに繊細な私たちのカラダということになります。
意識障害の怖さは、意識を失うと助けを呼ぶことも、水も飲むこともできず、何よりも不調を感じることができない……と竹内先生は警告されています。

さらに「認知症」についても「根底に水不足がある。その治療とケアは、水に始まり、水に終わる。これが40年間、認知症にかかわってきた私の結論である。」
と、言い切り、65歳を超えた高齢者には、1日1,500ccの水を飲むことが認知症の予防と治療になると主張(医師に水分を制限されている方は別)。
同じ水なら「新水いぶき」が、より良いですね!

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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