新水IBUKI通信 2019年 師走 00094 号
「ホントウ」と「カラダ」
M.T(函館市在住)
有機農法でつくられた食材を食べていると、実際の体内に残っている農薬を減らすことができる……という調査結果を新聞報道で知りました。福島県のNPO法人が、北海道大学の准教授の協力を得て調べた、とのこと。
ⅰ)通常の市販食材(慣行食材というそうですが)を食べ続けたグループと
ⅱ)有機食材を5日間食した人では
体内農薬が、約半分も違ったそうです。
さらに1ヵ月続けた人は、さらに減って、1割未満になった、とありました。
尿に含まれるネオニコチノイド系殺虫剤6種類と、それらが体内で分解されて出来る物質1種類の濃度を調べた結果、分かったことと紹介されていました。
この初めて聞く農薬は、水によく溶けるために使いやすい薬剤として1990年代から人気のある物だったそうです。
その一方で食品への残留、環境への影響なども心配されていたようですが、今や市販のペットボトルのお茶からも検出されているとのこと。
具体的な数字で示されないとなかなか理解しないのが、私たちの習慣でもあります。その一方で「環境にやさしい」というだけでは、手間暇のかかる有機農業に取り組む農家さんは増えない、という現実もあるのでしょう。
でも、ですね。「新水いぶき」を愛飲されている方々は、この違い、差は「カラダ」で理解されていることでしょうね。
北大の先生の専門は「毒性学」ということですが、こうした研究をされている学者さんが、「新水いぶき」の生産地にいらっしゃる、というだけでも何か心強いものを感じるのですが、皆さんはいかがでしょうか?
因みに福島の組織は、「福島県有機農業ネットワーク」というところ。北大の先生のお名前は「池中良徳」さん。今年7月の新聞記事でした。
「うつぶせ」って………
(本通信・事務局)
先々月(10月)にあるメールマガジンに紹介されていた健康に関する具体的な提言でした。実績もあっての話であることは、当然でしたが、「うつぶせ寝」の健康法というものがあることを初めて知りました。
40年を超える堅実な出版社の情報提供に思わず頷いてしまいました。
背骨の曲がりやすい構造が、前に湾曲しやすいのです……という解説も日頃のご高齢の方々の歩いている姿から即座に理解できました。
であれば、カラダをまっすぐに伸ばすための方法があれば知りたい、と誰もが思うでしょう。
それが、「うつぶせ」だと言うのです。「あおむけ」でもリラックスは出来るけれども、肋骨に重力が影響するので、それよりも「うつぶせ」の方が背中にかかる圧迫から解放される……という理由がついていました。
その結果、呼吸が改善されてリラックスした体にもなって、疲れが取れやすくなり、呼吸も深くなりますよ、と説いていました。しかも、副次的に体の不調(コリや痛みや歪み)も改善されます!と余裕ある解説でした。
この事をお医者さんに伝えたら、
「王様は仰向け、賢者は横向き、金持ちはうつ伏せに寝る」
という西洋の諺がありますヨ、と教えてくれました。
そして、どのむき方でも一長一短あり、結論は一夜で17~20回の寝返りが一番良い、と言うことになっています。……と教えて下さいました。
このお医者さん、「新水いぶき」の長い愛飲者でもあります。
何かのご参考になれば何よりです。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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