新水IBUKI通信 2020年 如月 00096号
「超」現役のお医者さんの新著
T.O (札幌市在住)
私は中学生までは、道東の自然タップリの町で育ちました。関東圏にある大学で学んで今は、札幌で仕事をしています。
その仕事仲間の中でも仲良しの友人の実家にお邪魔させてもらった時でした。
せっかくだから晩御飯も一緒に……と誘われてご厚意に甘えさせてもらいました。
自然っ子を自認している私は、加工されすぎたようなファースト・フードには、食べるには食べますが、イマイチという感じをもっている現在です。
そんな私が友人の実家の食事を「美味しい!」と素直に言ったら、「使っている水が違うからね」とほほ笑んで答えてくれました。
そこで、このお宅では「新水いぶき」という天然水を使って調理をされていることを知りました。故郷の道東育ちを自慢している私ですが、札幌でこんな自然の美味しい水があることに正直、驚きました。
お礼の気持ちもあって、丁度、バッグに入れてあった私が最近見つけた本を紹介させてもらいました。
それは昨年(2019年)暮れに出版された『101歳の現役医師』というタイトルの本でした。
私の祖父は、まだ100歳には遠いのですが、できれば元気に年をとっていってもらいたいと思っていることもあって興味を持った本です。
この本の著者は、田中旨夫(たなか・よしお)さんというお医者さんで、医師歴76年、現在も週に5日は内科医として働いていらっしゃるそうです。
その先生が自らの健康維持のためにされていることを具体的に紹介されています。言われれば、確かにそうですよね!と頷きたくなるものばかりです。
早速、ウケウリですが、10項目としてご紹介させてもらいますと……
(1)毎日30分の散歩で、歩ける体を保つ。太陽の光を1日15分浴びる。
(2)毎朝、足腰の柔軟体操をする。
***
(3)毎日、15種類以上の野菜をとる。粗食ではなく肉をしっかり食べる。
(4)ヨーグルト、チーズなどの醗酵食品を欠かさない。果物は少量でも毎日食べる。
***
(5)体の土台となるカルシウムをたくさんとる。
(6)甘いものを食べない。トランス脂肪酸を含むパン、お菓子、インスタントラーメンは食べない。
***
(7)加工食品を口にしない。水は1日に2リットル飲んで血行促進。
(8)薬は必要最低限に抑える。イライラしない。
***
(9)「今日からあと10年は頑張る」と毎日決意する。死ぬまで未知のことに挑戦する。
(10)「できない」ことより、「できる」ことに目を向ける。
***
となりますが、この先生、強制とか強要をしないところが味わい深いのかも知れません。
それは、「まえがき」の部分に記した
「シンプルな習慣をご自分でアレンジし、上手にふだんの生活に取り入れていただければ」という控え目な言い方にも出ていますね。
何か「新水いぶき」さんと同じような好印象を抱いたことを2度目?の成人式が近い年齢の娘から伝えさせていただきました。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
【バックナンバー】新水IBUKI通信