北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2020年 卯月 00098

“北海道”をベースにして頑張っているお話!
J.N(留萌市)


前号で「40年前」のドラマ「北の国から」をめぐる関係者のお話が紹介されていましたね。
それに触発されて「約60年前」の北海道つながりの話題をお伝え致します。
きっかけを与えてくれたのは、「よこやま・きよし」さんをインタビューした新聞記事(*)です。
1935年生まれで芦別市出身。高校卒業後に2年間、炭鉱勤務の経験者でもあります……とプロフィール欄に記されていました。
炭鉱勤務の後、北海道大学に進み、1960年に会社勤務、翌年(61年ですね)にダイマルスーパー(現アークス)に出向。85年から社長に就いて、現在に続いている85歳の現役経営者さん。
20年近く昔ですが、数度、札幌で少人数の席の末席でお話をお聞きする機会を得たものでした。
その横山さんの言葉が紹介されています。
「30年前にあった札幌のスーパーで現在も残っているのは2割ほどです。苛烈な価格競争や出店競争に加えて人口減少も進んでいます。」
そんな中で地方スーパーが生き残っていくためには!ということで 「私たちはM&Aを「Mind&Agreement」(心と意見の一致)と捉えています。」と語り、垂直型の富士山のような経営ではありません、とも。
その結果、流通大手2社(だれでもが知るチェーン店)に対抗できる「第3極」としての「新日本スーパーマーケット同盟」を結成された、というのですから凄いですね。

横山清さんの元気さと事業を発展させてきているパワー、先見性などなどを「新水いぶき」で淹れたコーヒーを飲みつつ、北海道にもスケールの大きな経営者さんがいることを知った次第です。
(*)2020年2月19日(水)の朝日新聞・道内面「スーパー 合併と提携で生き残る」という「トップに聞く」シリーズの一つでした。

センスある若者が育っています!
小誌・事務局


ウイルスというコトバを耳にしない日、目にしない日はないこの数か月。
一日も早く平常の生活を取り戻したい、という気持ちは世界中のどなたも同じでしょう。

年度がかわる時期だけに儀式を含むいろいろな行事、イベントが大きな影響を受けています。そんな緊張を強いられるような時、ニュース番組で耳にした高校生のコメントが印象に残りました。

***

「卒業式で泣くつもりでいたのが、リハーサルが本番になってしまって笑っちゃうしかないですよね!」

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と取材に答える高校生が映されていました。
このユーモア含みの「切り返す力」に感心してしまいました。

そんな時、6年前に出版されていた『感染症パニックを防げ!』という新書の著者を知ることが出来ました。
岩田健太郎さんという1971年生まれの神戸大学病院の先生で、著書も多いお医者さんです。
世間では「感染症にとりつかれた男」とも言われるほどの方らしいのですが、パニックに陥らないためには、リスクとのコミュニケーションの取り方を知っておきましょう!明快に教えてくれています。

これもほのかなユーモア混じりです。
 (1)お勉強をすること
 ⇒(2)実際にやること
 ⇒⇒(3)実際にできること

「スタート」段階、「実際」場面を2段階に分けて、「できる」ようになるためには、前段階がありますヨ!と優しく念押しされています。
「緊張する時にこそ、心の余裕が大事」を実践中のお医者さん、私たちの近くにもいらっしゃいますね。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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