新水IBUKI通信 2021年 如月 00108号
新年ぴったりの「プラチナ賞」情報にお礼
M.T(札幌在住)
1月号の通信で「新水いぶき」が「一般社団法人 日本アクアソムリエ協会」から最高位のプラチナ賞をいただいた、との朗報を知りました。
おめでとうございます!!!
そして賞状の末尾に込められたメッセージが、私の心に沁みましたのでご報告をさせて下さい。
「今後も採水地保護や品質向上に努め ブランド価値をさらに高めて いかれることを期待します。」って、スゴクないですか?
「新水いぶき」の良さを「口あたり」?「喉越し」?「内臓」?などの部位で特定できない私ですが、「カラダ全体」が喜んでいることは知っていました。
そして、今回のプラチナ賞は「心」までをリフレッシュさせてもらえました。
末尾の一行が、まさに地球環境も視野に入れていることが、嬉しかったのです。人間社会の健全な発展のために一緒に頑張りましょう!って言っているように思えたのです。
きっと「新水いぶき」を見つけ出して、それを多くの方々に届ける事業を成功させてきている方は、“信頼できる仲間!”という気持ちがあってのメッセージになったのではないでしょうか。
そんなことを感じた時に私とほぼ同世代で親しみを覚えている阿川佐和子さんの軽妙な一文に偶然、出会いました。
阿川さんって、
エッセイスト?
タレントさん?
テレビ番組の司会者?
お父さんが有名作家さん?
どの分類が正しいのか分かりませんが、とにかく多彩な方ですね。
今回、目にしたエッセーは、ご自分の血管状態が医師の注意を受けるレベルにあることを告げられたお話でした。
『波』という新潮社から出ている月刊誌で、2019年11月号に掲載されているのを偶然、目にしたのです。
阿川さんは、60数年間、毎日休むことなく血液をカラダの隅々まで流してくれている血管君への感謝を「性能のいい配水管でも十年経てば……」と、優しい気持ちを活かしたたとえ話で表現されていました。
人間の血管のスゴサを上手に分かりやすく伝えてくれていました。
そして、その血管に負担をかけないような食生活のあり方を紹介。
阿川さんのスゴイところは、その説明に「醗酵学」の研究で有名な小泉武夫先生から教えられた事を、これまたユーモア混じりに文章にされていることです。
その阿川流ユーモアを通して
「血管に詰まった石灰質」を流してくれる納豆パワーのスゴイことを再認識させてくれました。
小泉先生もこうして発酵学の大切さを広めてくれる阿川さんだから、テレビ出演だけでなく、他の機会でもお会いしてくれるのでしょうね……と余計なことを想像してしまいました。
因みに小泉先生、阿川さんも書かれていましたが、福島県の造り酒屋で生まれた方です。
醗酵の世界を子供時代から知っていた1943年生まれで東京農業大学名誉教授。農学博士というのも納得しやすいですね。
小泉先生がコラムで使われる表現のユーモア「甘味がチュルチュル」「生唾ゴクリンコ」等も阿川さんと相性も良いのでしょう。そしてお二人ともお仕事に「愉しみ方」を見つける達人なのでしょう。
「新水いぶき」にも「愉しみ方」ありますね!
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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