新水IBUKI通信 2021年 文月 00113号
天然水との仲良し話は、健康に通じますね。
S.M(札幌市在住)
巣ごもりって自分から喜んでするならチョッピリは楽しさもあるかもしれないけれど、他人の目を意識しながらですと、つまり押し付けられるような空気感の中では、ガマン比べみたいで、ウンザリしている人たちも多いのではないでしょうか?
そんな時節、「まん延防止等重点措置」ということで巣ごもりをさらに続けるようにしながら、新型コロナウイルスの感染対策に協力するのは、 戦時中の国民の気持ちが想像できるような気になってしまいます。
いつもは読むのではなく、見るだけの新聞コラムに「天然水」話がひっそりと含まれていましたことと、「新水いぶき」のパッケージがさりげなくデザインアップされていることに気づいたことから、私の中で共振したことをご報告させてもらいます。
新聞は読者の投稿欄でした。タイトル「99歳母の一句」というもので、千葉県在住の71歳の主婦の方が書かれていました。
80代で大腿骨折をしたことのある母親が、今年、圧迫骨折で2度目の入院だったそうです。
そして近くに住む妹さんが、
「母の自宅の地下水を沸かしてポットに入れ、茶葉と一緒に届けてくれています」
と書かれていました。
そして、受け取った母親は、お礼の返信に以下の俳句を添えてあったとのこと。
行く春をベッドに転がりリハビリを待つ
さらにこの句にある「行く春を」「行く春に」にするか迷ったという母の思いを知った娘さん達(4姉妹)は、「自宅の地下水」がリハビリのガンバリにも繋がっていることを感じ、久しぶりにウキウキした気分をもらった……とありました。
自宅の地下水って、宝の水ですね。きっと。
そして“自然”“天然”に通じる“生命”そのものみたいに思いました。
だからこそ、99歳のお母さんの一句になったのでしょうね!
そして、このお話は「新水いぶき」を愛飲することが出来る喜びと非常に近い関係にあるように思えたのでした。
この投稿欄と同じ紙面の直ぐ上にあった記事が、これまた「食」と「健康」の密接な関係を論じるものでした。偶然なのか?編集者の意図だったのか?
とにかく読者の健康を考えてのものでしょうね。
そこでは、 日本高血圧学会理事の三浦克之・滋賀医科大学教授(公衆衛生学)が語っていました。
……味覚は「慣れ」 社会全体で薄味めざそう……
の見出しでした。
先生がおっしゃる背景には、コンビニなどで売っている弁当や総菜などの商品には、法律上の義務もあって栄養成分表示がありますが、減塩のアピールはしていないそうです。
その理由が何とも!です。
減塩商品である事を強調すると
「味が薄そう」
「おいしくなさそう」
という反応が多かったために、減塩ではなく、メニュー開発で「だしを多めに使う」、「わずかに酸味を利かせる」、「スパイスで味を補完する」などの工夫をしている、というのです。
私たちの脳に減塩を歓迎しない慣れみたいなものが、巣食っているのでしょうか?
日本人の成人一人の食塩摂取量は、健康的な食生活を送る上での目標量よりまだ多いのが実情で、厚生労働省の検討会で議論が進んでいるとありました。
「水」を通じて、身体そのものを考える機会になった5月の新聞記事でした。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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