新水IBUKI通信 2021年 葉月 00114号
素晴らしい料理人さん!
H.I(滝川市在住)
巣ごもりって自分から喜んでするならチョッピリは楽しさもあるかもしれないけれど、他人の目を意識しながらですと、つまり押し付けられるような空気感の中では、ガマン比べみたいで、ウンザリしている人たちも多いのではないでしょうか?
知人がご厚意からある月刊誌を1年間、自宅に送って?というか、贈って下さるようになった今春です。
書店では売っていない月刊誌です。
出版社から直接、購読されている方に配送される仕組みなのでしょう。
その雑誌名も、耳にはしていましたが、毎月、定期的に目にするのは初めてのことです。
そして、何冊目かで目に止まった連載モノがありました。「大自然と体心」という連載もので、この221回目に登場されたのは、食改善アドバイザー・ゆうわ生活主宰の肩書き?を掲げる成田和子さんという方でした。
プロフィール欄によれば、昭和19年東京都生まれの方で自然健康食品の販売店にお勤めされていたそうです。さらに6歳の次女さんが難病で失明するも、食事を改善して奇跡的に全快された……とありました。
もともと、マクロビオティック(食養法)の桜沢如一(ゆきかず)先生の教えを大事にされていたそうですが、娘さんが血液のガンということで超がつくような難病に立ち向かわれた母子だったようです。
娘さんを病院から連れ出して、食事改善をしつつ1年ほどで娘さんの目に光が戻ったそうです。
この貴重な体験は、クチコミで広まって、運動法や湿布、食生活(食物の命をそのままいただく食生活)などをアドバイスする日々で、「76歳になったいまは年を取ることを忘れるほど元気」とのことです。
奇跡のようなお話で、しかも実体験に基づくものであることの迫力は、スゴイとしか言いようがありませんね。
そうした僥倖とも言えるような話題を文字情報として「紙」で伝えてくる月刊誌。電子化時代の中にあっても、というか、だからこそ価値が一層高まるように思えますね。
美味しい食事を毎日、用意するために買い物に出かけ、それを調理しながら子供を含む家族に提供する主婦業の忙しさは、当事者でなければ理解できないものかも知れません。
それらの大変さは一人暮らしを体験した人なら熟知している事でしょう。
それが望んだ生活スタイルであれば、そうしたご苦労は事前に了解というか覚悟してのことでありますでしょうけれど………。
それにしても、この方のアドバイスには説得力があることは容易に想像できますね!
そして、それは「新水いぶき」の「美味しさ」、料理に使用した際の味の奥行きとでも言えば良いでしょうか?何とも言えない「味の清浄さと深み」が口の中で広がりますよね。
「舌」が感じとってくれているのか、
「喉」が「気持ちイイね!」と言ってくれているのか、
「食道」が喜んでくれているのか、
兎にも角にも生きているカラダが、喜んでくれているのは、確かなようです。
76歳の食改善アドバイザーさんのお話と「新水いぶき」の存在が、私の中で気持ちよく通じ合ったように思えましたことをご報告させてもらいました。
そんな事をある方に伝えたら、詩人の谷川俊太郎さんの1編の詩を収めた小さな本(谷川ファンにとってはお守りみたいな存在?)をプレゼントしてくれました。
タイトルが「詩集」というのも洒落ていますが、「詩が からだに 溶けてゆく 漢方薬みたいに」の頁があって、「詩」のところに「新水いぶき」って入れ替えてみては?とほほ笑んでしまいました。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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