新水IBUKI通信 2022年 長月 00127号
健康とコーヒーのご報告。
K.S(東京在住)
先月の通信で「コーヒー」話が紹介されていましたので、関連して医学系の話題として一つの本をご紹介させてもらいます。
それは、「コーヒー」と「健康」に関わる医師の立場からの助言でした。
文庫本ですから、その前には単行本にもなっていたものでしょうが、医療に関係する一般向けの著書も多いお医者さんの書かれたものです。
既にご存知の方もいらっしゃるでしょうけれど、コーヒーが健康に貢献している話題は、コーヒー好きの方々が知っておいても無駄ではないと思いましたので。
著者の小林弘幸先生、順天堂大学医学部の先生でもあります。
その先生が、7年前のご自身の本を新型コロナウイルスの感染拡大への対応を自律神経の専門家としての立場から文庫化をされたようです。
社会や時代に対応する意欲と義務感から、教養としての医学的な情報も提供して下さっているのでしょうね。
文庫化にあたって「あくまでも医師として、過剰に不安や恐怖を煽り、人々の生活を制限することは、私たちに別の意味でのダメージを与える懸念がある」との気持ちを書かれていました。
この先生、1960年に埼玉県で生まれて、今の勤めている大学を出て、
海外(ロンドン大学附属英国王立小児病院外科
+トリニティ大学付属医学研究センター
+アイルランド国立小児病院外科)
での勤務を経て、日本に帰国された、とありました。
そんな先生が、母校で教授を務めながら、日本体育協会公認スポーツドクターの肩書きもお持ちだそうです。
その先生が「一日2杯ブラックコーヒーを飲む」ことを勧めています。
健康への貢献として、分かりやすく5つの理由を挙げています。
①…セロトニンやドーパミンの分泌量を増やし、抗うつ効果がある②…カフェインやポリフェノールが健康を促進(1日2~4杯)
③…ホット(夏も)+ブラックをお薦め
④…大腸の蠕動(ぜんどう)運動もサポート
⑤…カフェインは交感神経を適度に刺激
等々、文庫本の見開き2頁でサラリと、です。
イキですねえ。
文庫本の書名は『整える習慣』(2021年2月刊・日経ビジネス人文庫)。
このことをお伝えしたかったのは、非常に個人的なことながら、私が国家公務員としての現役時代に転勤族として札幌勤務になった時に、上司から清田区にあるスポーツ系の施設を教えられたことと関係します。
上司はもともと尊敬していた方でしたが、私が高校生時代、野球にのめり込んでいたことをご存知だったこともあって、私の初めての札幌での生活での愉しみについてアドバイスをしてくれたのです。
その方は主に東京生活の長い方でしたが、退職後は札幌移住も奥様と相談されていたほどの札幌ファンだったからこその情報提供だったと思います。
そして私が「新水いぶき」を知った時に、その生産地が「清田区」であることを知って「つながる何か」を感じたものでした。
“健康とコーヒー”と“スポーツドクター”
という少し面白い組み合わせでは?
それこそ、面白い発見があるように思えたので、「コーヒー」と「札幌市清田区」繋がり?でご報告をさせてもらいました。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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