北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2023年 水無月 00136

88歳の倉本聰さん、スゴイですね。
S.K(札幌市在住)


「広報さっぽろ」という札幌市が発行している広報誌の4月号が目にとまりました。大きさはA4サイズで表紙まわりを含めますと30ページをこえるものでした。
いつものようにパラパラとページをめくって、片付けようとしたら7ページに目がとまってしまいました。誌面には、7の数字はありませんでしたが、6ページ目と8ページ目にあったメッセージです。

「G7 倉本 聰(くらもと そう)氏からG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合に向けたメッセージ」という見出し付きでした。
お名前はしっかりと覚えていますが、有名な脚本家で富良野に移住された方という程度でした。

お写真の横には

-- 1935年、東京都出身。脚本家・劇作家・演出家。1977年に富良野に移住。1984年から役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰 --

との紹介がありました。
ということは、88歳、米寿の今年でもありますね。その倉本さん、

-- 2006年から「NPO法人 C・C・C富良野自然塾」も主宰し、閉鎖されたゴルフ場に植樹をし、元の森に返す自然返還事業と、そのフィールドを使った教育プログラムにも力を入れている。--

そうです。
その倉本さんが環境関連のG7大臣会合に向けたメッセージは、28行のものです。いわば、詩のようでもあります。
全文をご紹介したいですが、ここでは冒頭と末尾の数行を。

***

 あなたは文明に麻痺していませんか
 石油と水は どっちが大事ですか
 車と足は どっちが大事ですか
 知識と知恵は どっちが大事ですか

***

 地上の植物、けものたちにならい
 謙虚につつましく生きましょう
 わが世の春を謳歌して、豊かさを求めるのは止めましょう
 環境問題を解決するには その道しかないと 考えます

***

さすがに88歳の倉本さんのメッセージ、主義主張を超える格調の高いエネルギーを感じました。
だからでしょうか?

いつものように「新水いぶき」で淹れたコーヒーを飲むのではなく、「新水いぶき」を単独で、つまり!
スッピンで味わい深く飲む機会を得ました。
倉本さんの代表作「北の国から」の「天然水」版として「新水いぶき」を飲むことの味わいの豊かさは、良質のドラマみたいでした。

倉本さんの代表作は富良野が舞台ですが、「新水いぶき」の舞台は、札幌ですね。
そして、同時に札幌という北の国からの「天然水」版としての「新水いぶき」は、まさに恵みの水ですね。
日頃から「新水いぶき」を愛飲されている方々には、アッタリマエのお話でしょうけれど、コーヒー好きの還暦間近の男から気づいたことをご報告させてもらいました。

88歳の倉本さん、富良野での生活を堪能されているのでしょうね。移住されて半世紀、という時には、90歳を超えていらっしゃいますね。100歳人生のモデルさんになって欲しいです。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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