北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2023年 霜月 00141

「スゴイ方々」と「新水いぶき」。
K.T(旭川市在住)


札幌に移住して数か月が経過しました。
道北での仕事を退職して、娘夫妻の住む札幌での生活を始めた若手の団塊世代の私です。

世間的には「第2の人生」かも知れませんが、半世紀近くも暮した自宅は、旭川に残しておりますので、当面は2拠点生活になります。長年お世話になったご近所さんとのお付き合いも大切にしたいものですから。

そんな個人的な事情も抱えている当方ですが、札幌での生活が始まって、以前から知っていました「新水いぶき」に今まで以上に近づいたように感じております。
「札幌の天然水」への関心が強まった、という事になりますね。

そんな当方の状況ですが、「新水いぶき」を飲んでいると、フト気づくことも増えて、昔の本を手にして改めて驚く発見が珍しくありません。
その一例をお礼の気持ちとしてお伝え致します。

皆様はご存知かと思いますが、ヤマザキ・マリさんという方の新書本を目にしたのです。

「1967年東京都生まれ。北海道育ち」と奥付にありました。

本のタイトルは『国境のない生き方 - 私をつくった本と旅』(小学館新書 215)で、2015年の刊行本です。
大昔に当時、地元の新聞社で記者をされていた方が、このヤマザキさんのお母さんを取材された時のお話を聞かせてくれた事があります。
そんな事を思い出しました。

ヤマザキ・マリさんのお母さん、「札幌交響楽団に初の女性団員として入団するため」、本州から移住して千歳空港から近い団地に住むようになったそうです。

娘のマリさんは、
「私は、そういう大自然の中を男の子みたいに駆け回って育ったのです。」
と自著に書かれています。
そして、マリさんは、14歳で欧州一人旅、17歳でイタリア留学。
住んだところは「イタリア、シリア、ポルトガル、アメリカ」で、旅した国は数知れず……とのことでした。

スゴイ人とは思っていましたが、2021年に出版された『養老先生、病院へ行く』((株)エクスナレッジ刊)という本で、養老先生と養老先生を診た医師の対談本の中の一章でヤマザキ・マリさんも加わった鼎談があって、それには驚きました。

先月の「新水IBUKI通信」で養老先生に触れた留萌市にお住まいの方のファンレターを拝読したこともあって、誘われてしまった思い出話かも知れません。

これは嬉しい出会いです。
それも「自然」な成り行きというか、何かを探って行った結果というのではなく、嬉しい偶然の出会いは、当方の転居に伴うプレゼントにも思えます。
ヤマザキ・マリさん、「母は若い頃から薬は飲まない主義」と昔を語っています。

スゴイ人たちが自然と『縁』をもつようになることを教えてくれる1冊の本得ですが、北海道で子ども時代を過ごしたヤマザキ・マリさんの素晴らしさを学べるものでした。

そして、それを導いてくれたのは『新水いぶき』だったのではないだろうか!と思い至ったのです。

素直に美味しい札幌の天然水を身近に味わえる土地に住むようになった事を喜んでいることをお伝えできましたら何よりであります。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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