北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2024年 如月 00144

「幸福」と「口福」。
M.F(札幌市在住)


新年のご挨拶、という事で知人から小さな「スマートレター」が送られてきました。
知人が福祉系のお仕事で幅広く活躍されていることは知っていましたが、モノをいただく事は初めての事でした。
札幌市内で合同会社を経営されている事も失礼ながら初めて知った次第です。

紙パックを丁寧にあけましたところ、
「新年もよろしくお願いします。」の一行の下に「幸福は口福から」のメッセージがありました。
思わず、微笑んでしまいました。
「こうふく」を漢字で表現すると“幸福”“降伏”が一般的でしょう。
しかし、「心」の広がり、大きさ、深み、透明さ、エネルギーの質等々にちょっとだけでも目を向けるとどうなるでしょうか?

確かに“口”経由の“福”の有難みは、
「美味しい」
の一言に込められているようにも思いますが、人が日々の生活を元気に楽しく過ごす土台になる“口”の“福”は大事な土台というか、入り口であることに気づく機会を「幸福」「口福」からいただきました。

そのような表現と一緒にスマートレターに納められていた品物は、歯ブラシでした。「家庭用品品質表示法に基づく表示」という小さなシールには
・柄の材質
・毛の材質
・毛のかたさ
・耐熱温度
の4つの視点が記載されていました。

「歯ブラシ」という品物のもっている人間という動物の生きるためへの貢献度合いは、非常に貴重なものであることに“築かせて”(気付かせて)もらえたご報告をさせてもらいました。

初めて知った学者さんのスゴサ。
H.H(江別市在住)


昨年(2023年12月)のある講演会にピンチヒッターとして出向く機会を得ました。
当初、参加予定だった方が、お仕事の関係で時間が確保できなくなったことと、講演会の資料だけでも入手したい等の気持ちもあって、代理人として札幌市内のホテルで開催された定例のイベントでした。

会場では、講演前に昼食タイムが設定されていまして、ホテルの美味しい食事を楽しむ事も出来ました。
そして、食卓には講演の資料も用意されていて、この日の講師は、東京大学未来ビジョン研究センター教授の高村ゆかり、という方でした。2019年から現職という事でしたが、演題は『COP28後の世界と日本』とあって、A4サイズの資料は22枚もありました。

北海道での講演ということもあってでしょうか?資料には「北海道地方の天候」「北海道における気候変動の影響」「脱炭素先行地域(北海道)」(石狩市・上士幌町・鹿追町・札幌市・奥尻町・苫小牧市)の地域名が目に入りました。

講師の高村教授も参加されている「サステナビリティ基準委員会」には13名のメンバーがいらっしゃるようですが、SDGs(持続可能な開発目標)とか、CSR(企業が果たすべき社会的責任)とかの区別も出来ない当方ですが、それでも長期的な視野としての目先の利益だけを追いかける地域に未来の明るさが無いことは判るつもりです。

講演終了後、髙村教授と名刺交換もさせてもらいましたが、帰宅後「新水いぶき」を飲みつつ、資料集の頁を何度も繰ってみました。講演もナマのパワーという磁力がありますように「天然水」にも味のパワーがありますねぇ!!!

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

【バックナンバー】新水IBUKI通信

 前号へ戻る次号へ進む