新水IBUKI通信 2024年 葉月 00150号
マヨネーズと健水
T.K(函館市在住)
少年時代を北海道の増毛町で父親の漁を手伝っていた料理家の三國清三さん、69歳になっていらっしゃることを6月初旬の朝日新聞のBe版で知りました。
三國さん、昔は札幌の有名なホテルでお仕事をされていたようにウッスラと記憶していますが、紙面で大きくカラーで紹介されているお写真からお元気さが伝わってきました。
写真の横の説明には
……昨年11月にオープンした麻布台ヒルズ森JPタワー33階にある会員制パーティルームで、三國清三シェフに卵のマヨネーズのせ「ウフ・マヨネーズ」を作ってもらった=東京・麻布台……
とありました。
マヨネーズにも物語があるのは自然な事でしょうけれど、今回の「はじまりを歩く」という記事には1906年の夏に作家・編集者でもあった国木田独歩が立ち上げた出版社「独歩社」に着目しているようでした。初めて知る会社名でした。
そして、です。記事にあった「余話」欄で初めて知ったマヨネーズの起源について、皆さんはご存知だったでしょうか?
有力な説として紹介されているのは
……マヨネーズの起源は地中海に面したスペインのメノルカ島、という説が有力だ。
18世紀半ば、当時英国領だったこの島をフランス軍が攻撃した際、指揮官のリシュリュー公爵が同島の港町マオンで食べた肉料理に添えられたソースを気に入ってパリで紹介。
欧州中に広がったという。……
でした。
スペインの家庭ではブレンダ―を用いて手作りするのが一般的とのお話も記事にありましたが、
……オリーブオイルを使ったマヨネーズは、いくら食べても体にいい……
というメッセージもありました。
日本人がマヨネーズを知らない時代は、ズーット長くあったのでしょうけれど、初の国産製品がデビューしたのは1925年だそうです。
今年が2024年ですので、ほぼ100年前のデビューですね。
その製品化の中心にいた方は、中島董一郎さん(1883~1973)という人物で、農商務省の海外実業練習生としてロンドンと米国各地に出向き、米国でマヨネーズの普及ぶりを目撃して日本での製造販売を思い付いたようです。
キューピーさんがマヨネーズ市場の9割近くを持っている1968年に、「味の素」さんがマヨネーズ市場に参入したそうですが、食生活の洋風化もあって消費量が急速で伸びている時代背景もあったようです。
そして、開発については米国食品会社の協力も得たと記事にありました。
全く知らなかった事ですが、「味の素」さんは、販売促進員によって卸店を経由しないで小売店に商品を届けていたそうです。
一方「キューピー」さんは、社員200人を販売促進部隊として競い合っていたそうですが、日本の「マヨネーズ」にも見事な歴史が積まれてきているのですね。そのことを教えて貰えた三國清三さんの表情でした。
そして!「新水いぶき」の存在です。
札幌で生まれている天然水が、健康に大きく貢献してくれている事実は、日頃、飲んでいる方々が十分に体感されているでしょうが、何かの機会があれば、ご友人や仕事仲間さんにもお伝えしては、いかがでしょうか?
当方もご近所の方に何かのキッカケがあれば、数パックを進呈させてもらっています。
その時の短い言葉のヤリトリを通じて、あるいは笑顔での無言のご近所付き合いが実現する事を体感しております。
熱い夏には、「健水」が最高のコミュニケーションにもなります!
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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