新水IBUKI通信 2024年 師走 00154号
まだ頑張ります、私も
T.S(札幌市在住)
「新水」って、「良水」だった!!!などと今頃、気付くのは『ボケ』が着実に進んでいる事の証明ですね。
そんな事に気づくキッカケをプレゼントしてくれたインタビュー記事が新聞にありました。
「新水いぶき」を飲んでいる時に出会えた「週間番組表」に登場されていた中井貴一
(なかい・きいち)さんの言葉でした。
中井さんのお父さんも有名な役者さんでしたね。記事にも「名優」として人気のあった「佐田啓二さん」とありました。
しかし、お父さんが37歳で亡くなっていた事は、全く知りませんでした。
中井さん、お母さんに厳しく育てられたそうで、記事には次のようなお話が紹介されていました。
「自分の出演作を見ても、共演者を褒(ほ)めるのに、僕のことは一つも褒めなかった。
親父(おやじ)はすごかったと言って、天狗(てんぐ)なる暇を与えなかった。ものすごい愛情でした」
記事には、「63歳。この数年、引き際を意識するようになったと、かみしめるように語った。」ともありました。
そして、中井さんは
「まだ頑張りますけど、役者は定年がないから自分で身を引く判断はしないといけないと思っています」
とも、取材に答えています。
週間番組表(9.22~9.28)が、9月21日(土)付の朝日新聞にあったのです。
中井さんの顔写真も紙面の4分の1の大きさで紹介されていましたが、「63歳」とは、思えない若々しさでした。
“青年”とは言わないまでも、60歳を超えているような表情ではなく、驚きました。
そして、この番組に出演することになった最初のきっかけも、ドラマチックなものです。
NHK BSで放送された「母の待つ里」の主演前、原作小説が刊行される前に作家の浅田次郎さんから
「(映像化)する時、やってよ」
と言われていたそうです。
中井さん、「以前から浅田作品が好き」だった事もあって、推せん文を書いたりしていた……ともありました。
浅田さん、中井さん、仕事のジャンルが違いながらも、互いに信頼できる創作の世界を認め合っていたのでしょう。
自分をPRしたがるのも私たちには普通の行動かも知れませんが、ホンモノというか、本当の実力者は、あまりそんな事はしないものです。
「新水いぶき」を常温で飲む事の多い私は、そこにも美味しさを感じています。
無論、「新水いぶき」の美味しさは、コーヒーや紅茶や緑茶などでも
『味力』
をアップさせている事は言うまでもありません。
≪新水いぶき≫の誕生地について、北海道から、札幌市(清田区)から、という事実を知るほどに、その【ほんもの】のエネルギーというかパワーも味わえる喜びがあります。
だからでしょうか?
「新水いぶき」を飲むたびに「まだ、頑張れます!」という前向きな気持ちになるのですね。
中井貴一さんを青年俳優などと思っていたのは、当方の『ボケ証明』ですが、還暦を越えて「引き際」を想像する俳優さん、若々しさを証明しているようでもありますね。
育てたお母さんも、取材し、記事にした記者さんも、『頑張る』仲間でしょうね。
【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」
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