北海道良水株式会社

新水IBUKI通信 2025年 如月 00156

水は宝物です。
T.S(札幌市在住)


 

知人から寄贈されて新著との出会いが昨年の暮れにありました。

タイトルというか、書名は『難民に冷たい国?ニッポン』というもので、出版は「慶應義塾大学出版会」でした。
著者は、柳瀬房子さんという方で、認定NPO法人難民を助ける会 前名誉理事長、と著書の表紙カバーにありました。
大昔?(30年前後)、この方が札幌講演に来られた事があって、講演会場の札幌市内のビルに出向いた思い出があります。

今回の著書の表紙カバーにある著者紹介によれば、1979年インドシナ難民を助ける会(難民を助ける会の前身)設立準備に関わる。
・1980年事務局長、
・2000年NPO法人難民を助ける会(2003年認定法人)理事長、
・2009年同会会長、
・2021年同会名誉会長、2023年退任。
・1992年社会福祉法人さぽうと21設立に尽力、最高顧問。
・1996年多年にわたる国際協力活動により外務大臣表彰、法務省出入国管理政策懇願会難民問題に関する専門部会委員(第4次:2002~03、第6次:2013~4年、第7次:2019~20年)、2005年(~現在)法務省難民審査参与員。

その他、主要著作なども紹介されていましたが、当方が講演をお聞きした当時は、そんな事も全く知らない聴衆の一人でした。
そんな思い出と共に柳瀨さんの最新のご著書を「新水いぶき」を飲みつつ、拝読させてもらいました。

そうすると目を通して、口を通して、気づく事が沢山ありました。
贈って下さった知人さんは、柳瀬さんのご主人でしたので、きっと奥様も80歳代かと思います。

このご夫妻、80代半ばのご主人とは数回、お会いしていますが、社会貢献でも凄いパワーを今も発揮されている方です。
でも、偉そうな表情をする事は全くアリマセン。
まさに「新水いぶき」とソックリです。

そして、です。
この新著を知人に紹介したところ、早速、書店で10冊も購入したそうです。
大きな書店でも5冊しか在庫が無かったために、別の書店にも出向いて、5冊を購入されたとの事。
その理由も明解で、書店で平積みになっているものを知人さん達との今年初の昼食会でプレゼントする為だったそうです。

水の透明感、そして品質の良さ等々、「宝もの」としての自然水は、多々ある飲料水よりも、動物としての人間に大きな貢献をしてくれているように思えてなりません。

ちょうど、柳瀬さんが同書で「一九七三年に国際赤十字の駐在代表として、捕虜の交換や帰還、難民への対応に従事していたことがある私」(142頁)と記されていますが、「新水いぶき」の存在も人間社会への貢献度合いで高いものがあるように思えます。

その背景に札幌、あるいは北海道の自然力の豊かさ、それに気づいた「北海道良水」さんのパワー、そして、事業に努力されているスタッフの皆さんの存在等々、「新水いぶき」のパックを開ける時に、自然と感謝の気持ちが湧いてくるように思うことも珍しくありません。

唐突ですが、大谷翔平選手の高校生時代に、すでに大谷選手の二刀流としての天才性を見抜いていた方がいたように、俗世間的には分かりにくいけれども、スゴイパワーをもって、自然の世界をより素晴らしい空間に仕立てて下さる企業家さんの存在に感謝ですね。

【編集】北海道良水(株) 「遠友いぶき・ひと花プロジェクト」

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